Future Creating School

Report Report レポート/プログラム

高校と協力しながらコンテンツを設計。
ここでは実施校やプログラム、当日のレポートについてご紹介します。

<プログラム3:シゴトの参観日>
第1学年「企業・官公庁・研究施設訪問」レポート
行って、見て、聞いて、感じた!
高校1年生たちが丸一日、
オフィスと仕事をリアル体感。

群馬県立太田女子高校

気持ちのいい秋晴れとなった2018年10月18日(木)、1年生を対象とした「企業・官公庁・研究施設訪問」の一環で、「会社のリアル、見に行こう~シゴトの参観日~」を開催しました。生徒のみなさんが所属しているゼミに合わせて訪問先を選択する形式。理系のチームはテクノプロ・グループのオフィスがある六本木に、文系のチームはリクルートグループのオフィスがある東京駅・八重洲に集合しました。

理系チーム
(地球・物理・数学・情報・工学・農学・医療・看護系の75名が参加)

簡単なオリエンテーションを受けて、まずはテクノプロ・ホールディングス株式会社 森田克良さんによる講演「自動運転の未来」でプログラムはスタート。森田さんは日本の有名な自動車メーカーでクルマの設計に長年従事してきたエンジニアです。年齢で言うとご両親よりも上の方が、これから起こる未来の変化と、「空飛ぶ車をつくりたい」という自身の夢を熱く語る姿に、みなさん引き込まれるように真剣に聞いていました。

講演の後は、バスに乗って青山一丁目にあるショールーム「Honda ウエルカムプラザ青山」へ移動。やはり理系のゼミに所属しているということで、最新のテクノロジーが使われているクルマやバイク、ロボットに目を輝かせながら見学していました。

再びバスで青山から六本木ヒルズへ移動し、オフィス見学がスタート。35階のテクノプロ・グループのフロアでは、赤で統一された執務室を見た後、東京が一望できる会議室へ。窓から見渡せる新宿の高層ビル群、新国立競技場といった見慣れぬ景色に歓声を上げる生徒さんもいらっしゃいました。続いて、同じフロアのグライダーアソシエイツ社にも訪問。スマートフォン用のアプリケーションをつくっているいわゆるITベンチャー企業で、エントランスにはなんと飛行機のボディが。内側はミーティングスペースとして活用しているとのこと。カフェのようなおしゃれなオフィスを見学した後、開発責任者の方から仕事内容や働き方、仕事の面白さなどをわかりやすく説明していただきました。自由時間には、六本木ヒルズのスカイデッキや美術館も堪能し、コンテンツがギュッと詰まった1日は終了しました。

新しいことにチャレンジし続けることの大切さを語る森田さん
自由で開放的なグライダーアソシエイツ社オフィス
普段とは違う都会の職場・働く人に触れる1日に
文系チーム
(人間・社会・政治・経済・国際学系の64名が参加)

リクルート各社のオフィスが入るグラントウキョウサウスタワーに集合。会場となる41Fへ上がるガラス張りのエレベーターでは悲鳴にも似た歓声が。リクルートグループの会社説明からプログラムはスタートしました。続いてリクルートコミュニケーションズに在籍する先輩女子従業員から、仕事の面白みやこれまでのキャリア、進路選択における葛藤を赤裸々に語っていただきました。その後は、ざっくばらんな座談会を開催。「どうやったら、彼氏ができますか?」といったものから、「たくさんあるやりたいことに、どうやって優先順位をつけていますか?」「夢は狭き門だけど、それでも目指すべきだと思いますか?」という未来に向けた選択に関するものまで、ジャンル不問の活発な質疑応答が行われました。最後に、フロア内を散策し、ミーティングスペースや、夜景がキレイなダイニングカフェを見学して、プログラムは終了しました。

先輩たちのキャリアを通してその多様性を知る
座談会では幅広いテーマが飛び交う

これまでのProgram1・2とは一味違い、実際に自ら行動し、多くの社会人と近い距離でコミュニケーションを取る機会となったProgram3。早起きや長距離移動を感じさせない生き生きとしたみなさんの表情が印象的で、迎える側の各社従業員も逆に元気をもらえたとのこと。今回の多くの「出会い」が、主体的に、そして前向きに未来を選ぶきっかけになってくれることを願ってやみません。

理系チームの声

これまで将来の夢、就きたい仕事について考えることは多くありましたが、仕事をどんな環境でするかはあまり考えたことがなかったです。今日は、その「どんなところで働くか」を考えるきっかけになりました。

夢の実現に向けての努力や、諦めない心が大切だと感じた1日になりました。

実際に働いている人の様子を見学することができて、将来の夢も広がったような気がしました。

普段なかなか聞けない話が聞けて、体験できないことができて、目にすることができないオフィスに入れて、面白かったです。

文系チームの声

お話が丁寧でわかりやすく、たくさんのことを学べました。座談会ではさらに詳しく聞きたいと思ったことも気軽に質問することができ、1人ひとりの考え方や進路の決め方など深く学習できました。

「焦らなくてもいつかやりたいことが見つかる」という言葉が印象に残りました。まだやりたいことが明確に決まっていないのでこの言葉はとても助けになりました。

私の中にあった「サラリーマンやOL」に対するつまらないイメージを取り払うことができて良かったです。

将来の夢がなかなか決まらず不安だったのですが、みなさんの話を聞いて将来が楽しみになりました。

インフォメーション

太田市について

太田市は群馬県南東部に位置し、人口約22万人。自動車製造を中心とした全国有数の工業都市である一方、利根川や渡良瀬川の恵みと金山・八王子丘陵の豊かな緑あふれるまちです。東京・浅草から延びる東武鉄道伊勢崎線が市内を横断する他、北関東自動車道によって関越・東北・常磐自動車道へつながるなど交通アクセスも良好で、群馬県南東部地域の中核都市として発展を続けています。「焼きそば」や「やまといも」が有名です。(産業のまちネットワーク「太田市の紹介」より)

太田市について
太田女子高校について

群馬県立太田女子高等学校、略称を太女(たじょ)と言います。 群馬県の太田市にある普通科女子校です。 創立は大正 10 年 (1921 年)と古く、 伝統ある進学校です。生徒数は1年生 280 名、 2年生 281 名、 3年生 277 名の合計 838 名(各学年7クラス)です。(平成29年度)

太田市について
太田女子高校
WEBサイトへ

その他のレポート

保護者の方へ

2020年度から導入される「大学入学共通テスト」に象徴されるように、政治・経済・技術、そして社会が大きく変わる未来を子どもたちは生きていきます。きっと我々大人が想像さえできない未来です。正解がない・わからないからこそ、あらゆる可能性と出会い、未来を見据え、主体的に行動していけることを願っています。そして、自らの選択を自らの価値観の中で肯定できる人生を過ごしていけることを。社会人や仕事を知ることで、生徒たちが、前向きな進路(大学)選択ができるようになることを目的として我々は活動していきます。

【 主催 】FCS実行委員会
【 問い合わせ 】テクノプロ・ホールディングス株式会社
広報IR室 TEL:03-3405-9385

ページ先頭へ戻る
Loading...