働く環境の整備

ベビーシッター利用者支援制度の活用

テクノプロ・グループでは、2023年12月から、こども家庭庁が実施する「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」を活用したベビーシッター利用者支援制度を新たに導入しました。

■制度導入のきっかけについてはこちらの記事をご覧ください。
『社員の声を受け、ベビーシッター利用者支援制度を導入』

『企業主導型ベビーシッター利用者支援制度』の概要

  • ●対象は乳幼児または小学校3年生までの児童
    (その他健全育成場の世話を必要とする小学校6年生までの児童を含む)
  • ●対象児童1人あたり1日(1回)上限4,400円※まで補助
    (割引券2,200円×2枚、交通費、キャンセル料は対象外)
    ※双子・三つ子など多胎児の場合は2人で9,000円、3人以上で18,000円が上限
  • ●1家庭で月間最大52,800円(24枚)まで使用可能

 

▼制度の詳細は公益社団法人全国保育サービス協会のウェブサイトをご参照ください。
http://acsa.jp/htm/babysitter/guidance.htm

今回は、この制度を利用したテクノプロ・IT社 札幌開発センター 小澤恭右さんに、実際の利用者として感じたことなどをお聞きました。

ベビーシッターの利用状況について教えてください。

2歳半になる2人目の子供が持病を持っており、まだ終日保育園に預けることが難しいことから、月に10回~15回ほどベビーシッターを利用しています。
娘の持病について知識を持った専門の方に対応いただけますし、単に娘と一緒に過ごすだけではなく、他の施設で実施していることをシッターさんに共有すると、それと同じように対応していただけるので非常にありがたいですね。
また、ただ遊び相手になるだけではなく、知育のようなことも取り入れていただいたりして、サービス利用後に思いがけない娘の成長を感じることもあり、大変満足しています。

制度を利用するための申請は簡単にできますか。

会社への申請は、担当窓口にメールを1本送ればすぐに対応してくれますので、本当に助かります。
発行された割引券は、事前にスマホで利用登録を行い、料金支払いの際に画面を見せるだけで良いので、行政への申請に比べて手間も少なく簡単だと思います。
ベビーシッターを利用されたことがある方には共感してもらえるかもしれませんが、シッターさんが必要になるタイミングは意外と突発的だったりします。そんなとき、手続きがシンプルなことはとてもありがたいです。

実際に利用してみて、支援制度についてどのように感じていますか。

ベビーシッターサービスを利用したいと思っているパパママは多いと思いますが、サービス利用料は地域によって異なるものの、積極的に使いたいと思える値段ではありません。ですから、こういった割引制度があることはとても心強いです。
このような制度を導入してくれたことで、会社が私たちのような子育て世帯のサポートについても考えてくれていると感じました。

今後利用を検討されている方へメッセージをお願いします。

まずはお住いの地域や自治体のサービスを理解し、この制度が自分の育児環境に合うかどうかを検討することが大切だと思います。
先ほども申し上げたように、ベビーシッターは決して安いわけではありませんので、自治体のサービスの隙間を埋めるために利用することが良いのではないでしょうか。
また事前にサービスを利用する会社との面談などがある場合もありますので、すぐに使う予定がなくても、事前にベビーシッターの会社を調べたり、登録したりしておけば、いざという時にスムーズに利用できると思います。

テクノプロ・グループでは、このベビーシッター利用者支援制度のほかにも、ライフステージの変化に関わらず従業員が成果を発揮できるよう、育児休業取得により減少した給与収入の全部又は一部を補填する「パパママ育児応援金」制度、仕事と育児介護の両立支援のための休業や時短制度等の整備など、各種の施策を導入しています。
柔軟で多様な働き方の拡大に向け、今後もグループでさまざまな取組みを推進していきます。

 

▼テクノプロ・グループの各種取組みについてはこちら
https://www.technoproholdings.com/csr/development/workplace.html#anc5

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