東京都の『スムーズビズ』とは?
「スムーズビズ」とは、東京都が推進中の、“東京モデル”と称する新しいワークスタイルや企業活動のことで、全ての人々がいきいきと働き、活躍できる社会の実現に向け、快適な通勤環境や企業の生産性の向上を図ることを目的とした取り組みとなります。東京都は、今夏は「スムーズビズ推進期間」を設定し、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会(以下「東京2020大会」)期間中の交通混雑緩和を見据え、交通量の抑制や分散に向けた交通需要マネジメント(TDM)やテレワーク、時差Bizなどの取り組みを一体的に推進しています。
- テレワーク
- 2020TDM推進プロジェクト
- 時差Biz
ICTを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと
東京2020大会開催期間中における交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメント
通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつ
スムーズビズ推進期間
東京都は、東京2020大会開催まで約1年となった今年、7月22日(月)から9月6日(金)までの約1.5か月の期間を、交通混雑緩和に向けたさまざまな取り組みを総合的にテストする「スムーズビズ推進期間」とし、テレワーク、時差出勤、計画的な休暇の取得、物流の工夫などを積極的に実施して、大会本番に向けた準備を進めることを企業に呼び掛けています。
スムーズビズについては、東京都の特設ホームページ(
テクノプロ・グループのスムーズビズ
テクノプロ・グループでは、これまでも一部社員へのフレックスタイム制や年変形労働時間制の適用、特例子会社㈱テクノプロ・スマイルにおける在宅勤務の導入など、勤務形態の柔軟化を進めてきました。「TOKYO働き方改革宣言企業」として認定されているテクノプロ・グループは、今般、東京都のスムーズビズの取り組みに賛同し、以下のとおり、新たな施策をトライアル実行することにいたしました。
(実施期間) 2019年7月22日(月)から同年8月2日(金)までの2週間
(実施対象) グループ本社(東京都港区六本木、六本木ヒルズ森タワー)、および品川・新宿・秋葉原の合同支店に勤務する従業員
①時差Biz(オフピーク通勤による交通混雑緩和)
実施対象の従業員の始業終業時刻を、通常にくらべ前後1時間の繰り上げまたは繰り下げる時差出勤(時差Biz)を実施します(所属人員の30~50%を目途に時差通勤をおこないます)。
②サテライトオフィス勤務(テレワークによる都心部への就業人口流入抑制)
実施対象の従業員の一部において、2019年5月20日に練馬区の光が丘(東京都練馬区高松)に開設した多目的大型合同支店(仮称:光が丘ビジネスセンター)でのサテライトオフィス勤務を実施し、ロケーションにとらわれない働き方の実験・検証をおこないます。
光が丘ビジネスセンターには、障がいを持つ方の積極的な社会参加を支援する㈱テクノプロ・スマイルの光が丘サービスセンターと、テクノプロ・グループのサテライトオフィスがあり、ゆとりある空間で落ち着いて仕事ができる環境が整っています。
テクノプロ・グループでは、今回の時差Bizやサテライトオフィス勤務のトライアル実施を通して得られた経験やノウハウを、当社にフィットした多様な働き方の実現に向けた今後の制度設計や運用に役立ててまいります。
(2019.07.25)