働く環境の整備

新たな障がい者雇用拠点「光が丘サービスセンター」を開設

テクノプロ・ホールディングスの特例子会社として障がい者雇用事業を行う株式会社テクノプロ・スマイル(以下、「テクノプロ・スマイル」)は、東京都練馬区に新たな障がい者雇用拠点となる「光が丘サービスセンター」を5月20日に新規開設しました。

これまで、テクノプロ・スマイルは六本木サービスセンター(港区六本木)、横浜サービスセンター(横浜市中区)、福岡サービスセンター(福岡市博多区)、札幌サービスセンター(札幌市中央区)で障がいを持つ方が仕事を通じて社会参加する機会拡大に努めてきました。その後もグループの成長に伴い業務が継続的に増加していることや、社外企業からの各種の受託事業が拡大していることから、より多くの障がい者の方が快適に業務に従事でき、また幅広い業務に柔軟に対応することが可能な新拠点として光が丘サービスセンターを開設することとなりました。

同社の拠点の中でも最大となる約1000平米という広いスペースを持つ光が丘サービスセンターでは、多くの従業員がデータ入力や文書のデジタル化といった情報処理作業、オンデマンド印刷、都市ジオラマの製作代行などさまざまな業務に従事します。

また、テクノプロ・スマイルは自社がモデル企業として選定されている2019年度の厚生労働省「障害者のサテライトオフィス勤務導入推進事業」の推進のためにバーチャルオフィスサービスやオンライン通信システム、クラウドストレージなどを活用したテレワーク環境の整備も行っています。光が丘サービスセンターと各拠点をオンライン接続することにより、障がいのために特定のオフィスに出社することが難しい方にも在宅勤務やサテライトオフィス勤務といった形で仕事に従事する機会を提供します。

さらに、テクノプロ・スマイルでは光が丘サービスセンターを中心に「エコ サイクル事業」を開始し、古紙の回収・リサイクルや石灰石ペーパーなど環境負荷の低い素材を用いた印刷などの事業を通じて障がい者のみなさんが社会的な意義の大きい業務に携わっていただくことを目指しています。

オープン日となった5月20日には、テクノプロ・スマイル代表取締役社長の大田久光およびテクノプロ・ホールディングス代表取締役社長兼CEOの西尾、同取締役兼常務執行役員の八木らグループの役員に加え、来賓として練馬区 副区長の山内隆夫様、練馬区 福祉部長 高齢施策担当部長兼務 中田淳様、練馬区 福祉部 障害者施策推進課 課長 吉岡直子様をはじめとする多くのお客様をお招きして開設セレモニーを開催。セレモニーでは役員から光が丘サービスセンターおよびテクノプロ・スマイルのさらなる発展に向けた意気込みが語られたほか、練馬区 副区長の山内隆夫様からは同センターが障がい者雇用拠点として今後地域で大きな役割を果たしてほしいという期待の言葉をいただきました。

セレモニーの最後には、テレワークシステムを利用して全国各地のサービスセンターを中継するデモンストレーションも行われ、各地のメンバーから開設を祝う言葉が贈られました。

テクノプロ・スマイルは、障がいを持つ方々が仕事を通じて積極的に社会参加し、活躍していただける場の拡大に向け、地域社会と連携を深めつつ事業を推進していきます。

■テクノプロ・スマイルHP
https://www.technopro-smile.com/

(2019.05.22)

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