テクノプロ・コンストラクション東京技術センターで、2017年12月7日から2018年1月23日まで、18日間にわたり「第5回施工管理基礎研修」が実施されました。
テクノプロ・コンストラクションでは、建築業界における人材不足への対応として、未経験者を対象に、講義と実習(図面・測量)を通じた施工管理業務の基礎的な知識・技術の習得を企図して、技術センターを運営しています。
技術センターの卒業生が施工管理者として全国の建築現場で活躍することにより、建築業界のお客様から技術センターに対する注目度も高まりを見せています。今回第5回目を迎える施工管理基礎研修においては、お客さまからのご要望を活かし、電気設備概論/電気施工管理、建設設備概論/空調・衛生設備施工管理講座など設備関連のカリキュラムを追加しました。
受講生の様子
研修の最終日に受講生から入社動機や夢などを聞くことができました。9名の受講生は年齢、出身地、職務経験も様々ですが、目標に向かってこの18日間助け合った仲間として、お互いの事もよく理解し、かけがえのない存在となっている様子で、進行役がいなくても会話が弾みました。
施工管理への新たなチャレンジ
「これまで医療事務の仕事をしていましたが、異なる業界で働いてみたいと思い転職先を探す中で、未経験でも活躍するチャンスがあるテクノプロ・コンストラクションを知り挑戦したくなりました。」
「前職では、無理な働き方をして体調を崩してしまったこともあり、しっかりとした労務管理体制が整っていることは働く安心感につながりますし、資格取得サポート制度にも魅力を感じました。」
夢は大きく膨らんで・・・
「通勤途中に見かける新国立競技場の建築なんてやってみたいですね。また、母校の改修工事や故郷の橋の改修など、仕事で地元に貢献できたら最高だと思いますし、そんな仕事ぶりを通して恩師に成長した姿を見てもらいたいと思います。」
「誰もが知っている遊園地のアトラクションの建設など、楽しい時間を過ごすお手伝いもしたいですし、震災の復興現場など社会へ貢献できるような現場も是非やってみたいです。」
メッセージ
「社会に出てから、同期と呼べる人たちと出会う事があるなんて思ってもみませんでした。研修では、人が住んだり利用したりする実際の建物の施工管理業務をするための基礎知識と技術を身に付けることが目標ですので、講師の方々も真剣で、そして丁寧に教えてくれます。中途半端な気持ちでは仲間にも迷惑をかけてしまいますので、やる気は必須だと思います。あとは、講師の方がわかるまで教えてくれますので、心配は要らないと思います。」
今回参加した9名は無事卒業試験を合格して、研修中に決まった全国各地にある現場で仕事に就きます。 新たに研修メニューとして加わった電気設備概論/電気施工管理、建設設備概論/空調・衛生設備施工管理の講義によって、建設現場だけでなく、電気系や、空調衛生設備の現場にも対応することができますので、仕事の幅が格段に広がりました。
お知らせ
2018年2月14日には大阪技術センターの施工管理研修が開始され、お住まいに近い技術センターでの受講が可能となりました。
未経験者研修制度について
(2018.01.24)