テクノプロ・デザイン社では、キャリア入社の技術社員が入社後初めてプロジェクトを担当してから1~2ヶ月が経過した時期に
「配属アフターフォロー研修」を実施しています。
入社時の入社導入研修を受講すると、多くの技術社員はそれぞれのお客様先に常駐してプロジェクトを担当することになります。働き始めると、入社導入研修では理解できたと思っていた社内ルールについても、実際に書類などを提出する段階で理解が不十分であることに気づいたり、お客様先ルールと自社ルールとの違いに困惑したり、場合によっては技術的な課題が見えてきたりと、大小さまざまな問題が発生します。
配属フォローアップ研修では、忙しい日々の業務から一旦離れて、技術社員のかかえる課題や悩みを早期に解消することで、具体的な行動がとりやすくすることが目的となっています。
2017年2月以降に入社された方を対象に5月12日に開催された研修には、東日本(今回は浜松支店より東)の各支店に在籍する18名の技術社員が、テクノプロ・デザイン社の本社がある六本木ヒルズの大会議室に集まりました。
4つのグループに分かれてセルフワークとグループワークを実施。
■ビジネススキル、関係法令、情報セキュリティ、コンプライアンスなど、入社導入研修の振り返り
■自身の悩みやストレスに気づくセルフケア
■お客様先から求められていることを知り、仕事の進め方を確認
また、技術社員に対するお客様からの感想は、普段なかなか技術社員自身が直接聞く機会はありませんが、この研修に先立ち営業担当者がお客様にヒヤリングを実施します。ヒヤリング結果が研修に参加した技術社員一人ひとりにフィードバックされることも、この研修を実施する大きな意義となっています。その上で、お客様と技術社員との間にギャップがある場合は、技術社員自身に認識してもらうことにより以後の改善につなげます。
この研修は平日に開催されますので、営業担当者を通じてお客様には休暇をいただくことになりますが、ご担当者様からは「アフターフォロー研修をしてもらうことで、ミスコミュニケーションが減り、業務についての理解が深まる速度も速いと感じる。」と好評価をいただいています。
研修後に開催された懇親会では、研修中にはできなかった仕事上の細かな疑問について、受講者同士で解決の糸口を見つけ合ったり、キャリアデザインアドバイザーに相談などして、悩みというほどではないモヤモヤを解消して、晴れやかですっきりした気持ちの良い懇親会になったようです。
受講者の声
・同じような課題を抱えている仲間がいることがわかったので安心した
・お客様が自分に対してどう考えているのかを知れて参考になった
・技術業界で長く働いている先輩方に出会え、お客様先での仕事の進め方が聞けて早速行動に移してみようと思う
(2017.05.12)