研修制度・研修の様子

インバスケット研修(階層別研修)

テクノプロ・グループでは、技術職以外の総合職、営業職、事務職、採用職など本社業務や支店業務等で活躍する従業員の人事制度をグループ共通のものとして刷新し、2017年7月に㈱テクノプロとテクノプロ・ホールディングス㈱に導入しました。2018年7月には㈱テクノプロ・コンストラクションにも適用を拡大したこの新人事制度では、テクノプロ・グループ社員の行動規範『6つの約束』に基づいて階層・等級ごとに期待される役割や行動が定義され、業績や結果だけではなくプロセスや能力発揮度合いを重視した人事評価をおこなうことにより、エンジニアや研究者の皆さんを支える従業員の成長を後押しすることをねらいとしています。また、新人事制度の導入と平仄を合わせて、研修体系や研修メニューの整備を進めるとともに、順次実行に移しているところです。

その一環として、2018年12月18日(火)にはテクノプロ・グループの本社が入居する六本木ヒルズで管理職層向けにインバスケット研修を実施しました。

 

インバスケット研修の目的は、管理職としてのスタートラインに立ったタイミングで、自分の仕事の進め方の癖や課題を知り、その上で仕事を通じて10の能力が発揮できるようになるキッカケを得ることです。10の能力とは、問題発見力や問題分析力にはじまり意思決定力や優先順位設定力など、いずれも仕事を進める上で大切な能力で、それぞれの能力を最適なバランスで発揮することが重要となります。

研修後の感想では、「自分自身の未熟さや苦手とする部分が浮き彫りになり、今後業務を進める上で大いに参考になりましたし、他の研修参加者の考え方との比較検討を通して新たな思考を知ることができました。」「限られた時間でしたが、本社からの参加者や支店からの参加者など担当業務が違うメンバーでのグループワークにより、課題の捉え方の一致点や相違点など多くの気づきを得ることができ、大変有意義な研修でした。」など、グループワークのメリットがいかんなく発揮された研修となりました。
本研修を担当した講師からも、「一つひとつ順番に処理する人がいれば、一旦全体に目を通す人もいたりと、個人ワークを通して受講者それぞれの仕事の進め方や考え方の癖が顕在化する場面もありましたし、また、同じ会社の従業員でも役割や立場によって物事を違う側面から見ている実態やその理由についての相互理解も深まり、そういった意味でも大変意義深い研修になったと考えています。研修を担当する立場としてさらに内容を高め、より一層気づきの多い研修にしていく責任を感じます。」との感想が聞かれました。

テクノプロ・グループは、今後も「すべての人の可能性を伸ばす」ことをテーマに、従業員の人材育成と活躍機械の最大化、学びの機会の提供を進めていきます。

(2018.12.18)

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