社員インタビュー

「育児」と「仕事」、2つを両立して充実した生活

写真はイメージです
間もなく2歳を迎えるお子さんを育てながら働く株式会社テクノプロ テクノプロ・IT社(以下「テクノプロ・IT社」 )氏部友美子さん。育児休業を取得後、復職から約1年を経て「育児と仕事についてちょうどよいバランスで両立できている」という氏部さんに、産休・育休取得時の様子や現在の働き方などについて詳しく伺いました。

——復職から1年ほど経過した現在、どのような就業スタイルでお仕事をされているのでしょうか。

株式会社テクノプロ
テクノプロ・IT社 高松支店
氏部 友美子さん

氏部 2024年4月後半に育児休業から復帰後は、情報処理や通信システムのサービスを提供している会社で就業しています。復帰した4月から12月までは1時間の時短勤務で仕事をしていましたが、娘も1歳を過ぎ、自分でできることが増えて少し余裕も出てきたので、今年1月からフルタイム勤務に切り替えました。

 

産休・育休に入る前の勤務先は自宅から遠かったのですが、復職後は別のお客さまの担当となり、自宅から車ですぐの距離にある事業所に勤めています。毎日出社して勤務していますが、希望すればテレワークも可能です。

 

復職後の1年間は娘が風邪などで体調を崩すたびに仕事を休まなければならず、有給休暇を全て使い切ってしまい、最終的には看護休暇を利用して調整するなど、かなり苦労しました。ただ、現在のお客さま先はフレックスタイムでの勤務が可能であったり、休暇の積極的な取得を奨励されていたりするなど、働きやすい職場でとても助かっています。お客さま先でも子育てをしながら責任者として活躍する方もいらっしゃいますし、働くママに理解がある、大変ありがたい環境です。

また、育休中は娘と2人きりで過ごせる貴重な機会ではあるものの、毎日1人で子どもと向き合っていると少し孤独を感じることもありました。それに、子育てに追われながら毎日3食を用意するのもかなり大変で(笑)。そういった意味では、復帰してからは仕事と育児との間でちょうどよいバランスが取れているように感じています。

——パートナーとの家事・育児の分担などはどうされているか教えていただけますか。

氏部 保育園には昨年の4月から通っていますが、先ほどお伝えした通り職場が近いので、朝は私が車で保育園へ送り届けてから出社しています。帰りも、夫より帰宅時間が早い私が迎えに行きます。帰宅後は娘と2人で先に夕飯を済ませ、その後、帰宅した夫にお風呂の対応をしてもらうという流れが多いですね。とはいえ、夫も料理以外のことは一通りやってくれますので、家事はお互いに分担しています。

また、いまのところ私が残業をすることはほとんどないのですが、どうしても業務が定時で終わらない時には夫に協力してもらうこともあります。実際に、先月1日だけ業務が立て込んだ日があり、その時は保育園行事への出席や夕食の用意などをお願いしました。

休日も、お互いに相談して交代で娘の面倒を見ることにして、それぞれのリフレッシュの時間を作るようにしています。私は休みの日に買い物に出かけたり、趣味のカラオケに行ったりするのですが、最近は娘も少し大きくなって一緒に連れていける場所も増えてきましたので、それも楽しみのひとつですね。とはいえ、たまに「もうイヤイヤ期かも……!?」と思わせるような素振りを見せてきて、ドキッとさせられることもありますが(笑)。

——はじめての出産・育児を経験され、実際に産休・育休を取得してみてどのように感じましたか。

氏部 もともと子供がほしいと思っていたので、出産そのものに対してはあまり不安に思うことはなく、楽しみの方が大きかったですね。高松支店の仲間だけではなく配属先のお客さまも「おめでとう!」と喜んでくれて大変うれしかったことを覚えています。また、女性の出産にとても理解のあるお客さまだったこともあり、産休に入るまでの期間も体調を崩すことなく働くことができました。

その後、迎えたお産では娘が生まれるまでに4日間かかり、最終的には帝王切開になったため、とても大変でした。入院期間や新生児期間は3時間おきの授乳とおむつ替えに追われ、さらに外出ができない閉鎖的な環境の中で過ごすことが本当につらかったことを思い出します。

——仕事と子育ての両立に関しての会社からのサポート体制についてはどう思われますか。

氏部 困ったことがあれば拠点の皆さんが一緒に考えて協力してくれましたし、子育てしながらでも働きやすい環境を整えてくれた会社にはとても感謝しています。

また、出産や子育てに関する社内の制度もいろいろ整っていると思います。出産後の育休期間については、夫の収入に頼ることになるため金銭面での不安はありました。その意味で今回『パパママ育児応援金』制度で、補助金をいただけたことは大変助かりました。男性の多い職種なので、このような制度がより充実されて男性も育休を取得しやすくなれば、ご家族も助かるのではないかと思います。

——最後に、今後の目標や、これから産休・育休を取得される方に向けたメッセージを聞かせていただけますか。

氏部 私は生まれも育ちも香川県で、大学時代に関西で過ごした以外はずっと地元で生活してきたので、これからも住み慣れた場所で家族と一緒に暮らしていきたいと考えています。現在は育児もあるのでお客さま先では、サポート的な業務を中心に担当していますが、いつか自分がプロジェクトをリードするような役割を担う立場になって、いまの職場で活躍し続けたいですね。そのためにも、これからさらにスキルを高めていきたいと思っています。

今後出産を迎えるグループの皆さんにお伝えできることがあるとすれば、「何かあれば、一人で悩まず、営業の方や支店長に相談してみてほしい」ということです。育児は一人で抱え込んでしまうとつらい思いをしてしまうこともあるので、頼れるところは人に頼って、無理をせず、ストレスをためないように育児を楽しんでください。

——氏部さん、貴重なお話をありがとうございました。

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