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インターンシップ生を受け入れしました

2017年8月21日から9月1日までの2週間、北見工業大学大学院 工学研究科バイオ環境化学専攻の渡辺一樹さんを、企業研究のためのインターン生としてテクノプロ・R&D社の神戸リサーチセンターにお迎えしました。
北見工業大学は、学校側から企業に対してインターンの受け入れを広く呼びかけており、また学生に対してもインターン受け入れ企業に関する説明会を開催するなど、インターンシップに積極的に取り組んでいるそうです。
今回、テクノプロ・R&D社でのインターンシップにご参加いただいた渡辺さんご本人にお話を伺いました。

― まず、今回のインターンシップに手を上げた理由を教えてください。

渡辺さん 私は大学院で微生物や遺伝子の研究をしているのですが、以前から動物細胞の取扱いについて経験したいと思っていました。そんな折にテクノプロ・R&D社のインターン生募集の内容に動物細胞の実習があることを知り、「これだ!」と思ってすぐに応募しました。北見工業大学は「機械や電気が専門」というイメージが強いせいか、バイオ系のインターン生募集はそんなに数が多くないんですが、そんな中で私が希望する内容の募集があってラッキーでした。

― テクノプロ・R&D社でのインターンを体験した印象はいかがでしたか?

渡辺さん テクノプロ・R&D社の研究員のみなさんは専門分野も多岐にわたりますので、大学院では耳にする機会のないお話をたくさん聞くことができて大変勉強になっています。
当初「2週間は結構長いな……」と感じたのですが、今では「もう少し居てもいいな」と思えるくらい、みなさんに良くしていただいています。  
テクノプロ・R&D社のリサーチセンターは、いわゆる「研究所」ですから、実際に来てみるまでは「少し堅いイメージなんだろうなあ」と勝手に想像していたんです。でも、いざ伺ってみると、みなさんがすごく暖かく受け入れてくれましたし、思いのほか会話も多くて、和気あいあいと研究に取り組まれていたので少し意外な印象を受けました。おそらく、私が不安にならないようにみなさんが配慮してくれていた面もあると思いますので感謝しています。

― リサーチセンターでの仕事を通じて感じたことはありますか?

渡辺さん 2週間のインターン期間で研究手法や職業観など、いろいろなことを教えていただきましたが、受託研究を行う研究員という働き方は「新卒の私たちにこそ適した働き方なのかな?」と思いました。  
私自身は、仕事を選ぶ時には企業名や地域ではなく仕事内容や業種で選びたいと思っていますが、学生時代に自分自身の適性を本当の意味で判断することはできませんし、世の中にどのような仕事があって、どんな働き方をするのかというような情報もほとんど入手できません。学校では職業観や産業界の構造について知識を得る機会は限られていまして、メーカーや研究所から研究課題を受託して研究を行う形態があることは、テクノプロ・R&D社の方から説明を受けて初めて知りました。実際に現場を体験してみて、多くのメーカーや研究所から様々な研究課題を受託しているテクノプロ・R&D社のリサーチセンターなどは、私たちにとって多くの実体験ができる貴重な存在ではないかと感じましたので、今回のインターンはそんな意味でもすごく勉強になりました。

― 2週間と短期間のインターンシップですが、余暇はどう過ごされていますか?

渡辺さん 私は生まれも育ちも北海道で、実は関西に来たのは修学旅行以来なんです。ですから、テレビや雑誌でよく目にする千本鳥居を一度見てみたくて、先週の休みに少し足を伸ばして京都の伏見稲荷大社に行ってきました。すごく楽しかったのですが、想像より長い距離を歩いた上に、地元の北見だと夏の時期でも25℃くらいということもあって長袖しか持ってきていなかったので、とにかく暑かったですね(笑)。

  

(2017.10.06)

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