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続報:UAゼンセン第4回野球大会 準決勝戦/TechnoPro Allstars
2016.07.26
UAゼンセン第4回野球大会の準決勝に挑む
■試合日程
- 1日目 7月16日(土)1回戦、2回戦
- 2日目 7月23日(土)準々決勝、準決勝
- 3日目 8月6日(土) 決勝、3位決定戦
■7月23日(土)準々決勝、準決勝
テクノプロ・オールスターズは、準々決勝戦がシードで準決勝戦に進出。準決勝の対戦相手の戦力確認のため、試合当日は早目に集合し帝人野球部vs.サミットAの試合を観戦。大方の予想通り帝人野球部が勝ち上がる。
ジャンケンで勝って後攻を選択し、帝人野球部の先攻で10時試合開始。この時点では、最終回にあれほど緊迫した攻防が待ち受けているとは誰も予想できなかった。
2回、5回、6回に1点ずつ得点され、3対0で迎えた6回裏の攻撃で1点返し、3対1で最終回を迎える。7回表の帝人野球部の満塁の攻撃も、エース今城の踏ん張りと内野・外野の堅い守備で押さえ切り、いよいよ2点を追うテクノプロ・オールスターズ7回裏最後の攻撃。
この回の先頭打者7番松田が5球ファウルで粘った後、執念のフォアボールで出塁。松田を1塁に置き8番佐々木がセンター前へ2塁打を放ち、ランナー2・3塁として、反撃のノロシをあげる。9番代打田崎の一二塁間のライナー制の打球をセカンドとファーストが交錯し落球。この間に3塁ランナーが生還し3対2とする。ノーアウト1・3塁。ここで帝人野球部は、1番今城を敬遠のファーボールで満塁策を選択。得点差は僅かに1点、ノーアウト満塁、一気に逆転サヨナラの押せ押せムードにベンチの応援もピークに。
にわかに吹き始めたテクノプロ・オールスターズの勝利を呼び込む真夏の風に、動揺の色を隠しきれない帝人野球部。ここで押し切りたいところではあったが、2番3番と連続三振に倒れ、2アウト満塁と形勢が変わるが、グラウンドはテクノプロ・オールスターズの勝利の予感で満ちていた。
相手ピッチャーがワインドアップでバッターに集中する中、まずは同点を狙い3塁ランナー佐々木が意表をついた絶妙なホームスチール。アウト?セーフ?どちらとも取れるタイミングに審判の右腕が突き上げられ、突然訪れたゲームセットである。
思い返せば、個人個人としては悔いの残る試合であったかもしれない。しかし、応援する立場として後味の悪さは微塵も感じない。2回戦の投手戦とは趣が全く異なり、ちからとちから、意地と意地とが真っ向からぶつかり合う正真正銘の白熱戦をものの見事に戦いきって見せたテクノプロ・オールスターズの団結力と力強さに目頭が熱くなるのを感じた。2戦続けてチームの歴史に刻み込まれる素晴らしい戦い振りであり、また一つ酒の肴が増えたことであろう。
8月6日(土)の3位決定戦の結果報告をお楽しみに!
1日目 7月16日(土)1回戦、2回戦はこちら
3日目 8月6日(土)3位決定戦はこちら
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