グループ認定クラブ・サークルのTechnoPro Allstarsが第25回エンジョイカップ草野球大会ダブルトーナメントに参加。ダブルトーナメントとは、初戦で負けても「敗者復活トーナメント」へ必ず参加でき、たまたま調子がでなかったり、メンバーが集まらなかったりして初戦敗退となっても、決勝まで進むチャンスがある草野球愛好家想いのトーナメント大会となっています。
2019年8月31日(土)、初戦の対戦相手は埼玉に拠点を置くEMA。TechnoPro Allstarsの調子が上がらないところを上手く攻め込まれ、序盤で失点を許してしまう展開に。なかなか反撃のキッカケが掴めないまま、いたずらに回が進みついに最終回を迎える。完全に敗戦ムードの嫌な空気が漂う中、突然多々内が目の覚める様な左中間を破る会心のヒットを放つ。ホームランも狙えるヒットに、爆走を見せる多々内ではあったが、相手チームの見事な中継プレーに阻まれ敢え無くホームでタッチアウト。結果は3対10で敗戦となってしまい、翌週開催予定の敗者復活戦へ回ることとなりましたが、チームに歓喜と爆笑をもたらし、この試合一番の盛り上がりを提供した多々内にMVPを贈る。
初戦敗退してもメンバーは気落ちすることなく、「初戦負けると敗者復活戦なので、どちらかと言えば弱いチームと当たるので優勝まで進める可能性はある」と、ポジティブに考えて反省会と称する飲み会に繰り出していきました。
2019年9月7日(土)、あわよくば決勝戦進出を目指す敗者復活戦の対戦相手は中央区の中央POWER’S。この日の試合は、練習に良く参加しているメンバーを先発オーダーに。初回、相手ピッチャーの立ち上がりを上手く攻めて、打者8人を送る攻撃で幸先よく3点を先取。ベンチで応援する誰もが「オーダーを変更すると目先が変わって、試合運びも変化するなあ。行けそうだぞ!」と、雰囲気の良い試合運びに久しぶりの快勝の予感にワクワク。相手チームの反撃を返り討ちにと、1回裏のマウンドに立ったのは今期初登板となる柴尾。
それぞれの持ち味を出して力の限り戦いましたが、2試合連続で調子が出ず、結果は10対19。これで、今回のエンジョイカップは終わってしまいましたが、今期から野球部に加入した金(キム)の活躍が光った試合となった。公式戦初スタメン、初デッドボール、初ヒット、初打点、初四球、初盗塁と、初づくしの大活躍に誰もが認めるMVP獲得。
次回11月に開催されるエンジョイカップ出場、そして優勝を目指して、恒例となったおおみやの街へ吸い込まれていきました。
(2019.09.07)