F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースの開催地としてモーターファンならずともその名を聞いたことがある鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町)。東西に細長く、中間部分の立体交差を挟んで右回りと左周りが入れ替わる世界的にも珍しい8の字形レイアウトの全長5.807km(2輪は5.821km)のコースは、日本では最長のサーキットコースで、コース内の最大高低差は52mもあります。
2018年12月16日(日)、ここ鈴鹿サーキットを舞台に「第21回鈴鹿シティマラソン2018」が開催され、グループ認定クラブ・サークルのテクノプロ・デザイン社四日市支店『テクノプロ シティマラソン参戦チーム』のメンバー12名(8名が10Km、4名が5.6km)が参加しました。
何と言っても鈴鹿シティマラソンの最大の魅力は、普段立ち入ることが出来ない世界最高峰と称されるレースコースへの立ち入りが出来ることに尽きます。また、場所がレースコースということもあり、通常の街中で行われるロードレースと違って、マンホールも無ければ、横断歩道などのペイントも無く、車いすにとっても非常に走りやすい場所で、競技用車いすや生活用車いす、また、ジョギングという種目もあったりして、老若男女だれでも楽しく参加できるマラソンとなっています。
テクノプロ シティマラソン参戦チームは、サークル名からも分かる様に、鈴鹿シティマラソンへの挑戦にフォーカスして2018年7月に設立された新しいサークルで、サークルメンバーは、サークル設立直後から個々のペースで練習を繰り返して本番当日を迎えました。今回は、その記念すべき初回の挑戦の様子をお伝えします。
「テクノプロ シティマラソン参戦チーム」メンバーの様子
鈴鹿シティマラソンを走り終わって
エントリー種目こそ違いますが、2桁順位・完走・自己ベスト・30分切り・1時間切りと思い思いの目標を掲げて参加した第21回鈴鹿シティマラソン2018となりました。見事目標を達成出来たメンバー、最大高低差52mというコースのアップ・ダウンに阻まれて残念ながら達成出来なかったメンバーと、結果はそれぞれでしたが、一様に何か物足りなさのような感覚が残るマラソン大会だったようです。参加する最大の目的は「みんなでマラソンを楽しむこと」だったとはいえ、いざスタートしてみると思った以上に頑張って走っている自分に気付いたりして、ゴール直後の疲労感と達成感の中で「もう少し走れたなあ・・・」と言うようなちょっとした残念な気持ちが生まれてくるのかも知れません。
メンバーは、早くも来年の目標も掲げた様子で、長距離を走る人は飽くなき挑戦を続けるんですね。中にはコスプレでの参加を目標としたメンバーもいたようです。
JSGUテクノプロ・デザイン分科会交流会
鈴鹿サーキットにはレーシングコースだけでなく、ゆうえんちモートピア、SUZUKA CIRCUIT HOTEL、S-PLAZA(レストラン)、天然温泉、ファミリーキャンプ場、ボウリング場、そして結婚式場までもが完備されていて、誰が訪れても楽しむことができる総合レジャーランドです。
鈴鹿シティマラソンを無事走り終えたメンバーは、応援に駆け付けたメンバーと一緒に、JSGUテクノプロ・デザイン分科会交流会を開催し、全種類食べるのはおよそ不可能と思えるほど豊富なメニューが揃ったS-PLAZA内の「そら・たべよ」で空腹を満たし、マラソン談義に花が咲きました。
(2018.12.16)