施工管理技術者を中心に約2,000名の技術者を擁する株式会社テクノプロ・コンストラクションは、建築・土木の学校関係者を対象に開催されたセミナー「i-Constructionが創出する巨大市場」(主催:V-COMON)に協賛しました。
セミナーでは、国土交通省が主導するi-Constructionの概要や現状に加え、法改正も含め今後の方向性や学生の指導におけるヒントなど、幅広い内容となりました。
株式会社テクノプロ・コンストラクションは、建築業界における就業人口の減少傾向に危機感を感じ、同業他社に先駆けてi-Construction事業にも着手し、その普及活動にも注力しています。
セミナー内容
1.「i-Constructionの現状と将来展望について」
講師:手塚 寛之氏
国土交通省大臣官房技術調査課
環境安全・地理空間情報技術調整官
2.「建築業は成長産業に変わる」
講師:家入 龍太氏
株式会社イエイリ・ラボ代表取締役
日経BP建設局ライター 関西大学総烏合情報学部非常勤講師
参加された方のご感想
これまで、実際のi-Constructionの現場を見学する機会もありましたが、その背景に国が進める施策があることを改めて認識しました。講演を通して、IoT・ドローン・ICT建機・BIM・CIMなど、建築・土木を取り巻く最新情報についての理解が進み、i-Constructionの進む方向性や今後の展望が良くわかりました。何といっても、国土交通省のご担当者が建築・土木業界を指して『新3K(給料・休暇・期待)』と表現されていましたが、このことは若い人にも是非とも話してあげたいと感じました。
また、今回のセミナー内容は、教育現場まで具体的には落ちてきていない内容ばかりで、実際の建築・土木現場と教育現場との隔たりみたいなものを感じました。このようなセミナーを指導者や学校関係者向けにも開催していただきたいと思いますし、これから活躍する若者に少しでも早く伝えたい内容であると感じました。
(2018.01.24)