国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、茨城県・茨城県教育委員会・つくば市の共催、文部科学省・全日本中学校長会・全国中学校理科教育研究会・公益社団法人日本理科教育振興協会の後援で、2018年12月7日(金)から12月9日(日)の3日間にわたり茨城県つくば市のつくば国際会議場並びにつくばカピオを舞台に開催される「第6回科学の甲子園ジュニア全国大会」の記者説明会が霞ヶ関コモンゲート西館3階で行われました。
「科学の甲子園ジュニア」とは、理科、数学などにおける複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、全国の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供することによって、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的として、2013年に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)によって創設されました。
テクノプロ・グループは、「科学の甲子園」「科学の甲子園ジュニア」の協働パートナーとして、その活動を応援しています。
「第5回科学の甲子園ジュニア全国大会」優勝チームのご紹介
今回の記者説明会に先立ち7月10日に行われた説明会では、科学の甲子園ジュニア全国大会の昨年度優勝チームである東京チーム(筑波大学附属駒場中学校、豊島岡女子学園中学校)の生徒から、優勝することができた経緯やジュニア大会の全国優勝チームとして高校生たちに混じって参加した科学の甲子園での競技の難しさなどについて話してくれました。(2018年7月10日)
「第6回科学の甲子園ジュニア全国大会」出場47都道府県代表が決定
年々女子生徒の参加も増えつつあるこの大会。今回の記者説明会に出席した生徒も4名中3名が女子生徒でした。大会では6名で1チームとなり、筆記競技と実技競技で点数を競い合います。理科・数学の分野に高い興味を持ち、自身の知識を競い合うことのできる全国大会に向けてやる気も十分の様子でした。
装い新たに「ザ・キューブ2」
与えられた材料のみを使用し、球体を自分達で製作した装置の上から下までできるだけゆっくり転がしてそのタイムを競う「ザ・キューブ」。昨年の実技競技の一つでしたが本番で多くのチームの球体が途中で止まってしまうトラブルに見舞われたため、今年はルールを改変し「ザ・キューブ2」として装いを新たにします。記者説明会ではデモンストレーションが実施されましたが、装置がどのような構造になっているのかは非公開で、残り1ヶ月の間に、参加する生徒の皆さんがどのような構想を練るのか楽しみです。
選手宣誓は2年連続東北地方からの出場校
漆原秀子氏(科学の甲子園および科学の甲子園ジュニア推進委員会委員長)により、大会初日に選手宣誓を行う代表校の抽選が行われ、昨年の秋田県代表チームに引き続き、東北地方から青森県代表チーム(青森市立三内中学校/八戸工業大学第二高等学校附属中学校)に決定しました。
(2018.11.14)
「第6回科学の甲子園ジュニア全国大会」
*開催日程:2018年12月7日(金)~9日(日)
*つくば国際会議場/つくばカピオ
*詳細情報:http://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/about/index.html
日程 | 時間 | プログラム | 会場 |
12月7日(金) | 14:00-15:00 | 開会式 | つくば国際会議場 |
15:00-16:30 | 金井宇宙飛行士によるミッション報告会 | 同上 | |
12月8日(土) | 11:00-12:30 | 実技競技① | つくばカピオ |
14:00-17:00 | 実技競技② | 同上 | |
12月9日(日) | 09:30-11:00 | エキシビション | つくば国際会議場 |
11:20-12:30 | 表彰式 | 同上 |
お問い合わせ
「科学の甲子園ジュニア」についてのお問い合わせは下記までお願いします。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 理数学習推進部 才能育成グループ
TEL:048-226-5665 E-mail:koushien-jr@jst.gp.jp