2018年度決起会（出雲本社・東京支社）

株式会社プロビズモでは、2018年4月13日（土）に本社のある島根県出雲市で、また2018年4月20日には東京支社のある東京都品川区で2018年度決起会を開催。出雲では、決起会後に開催された懇親会に、5月23日まで出雲コアカレッジで技術研修中の2018年度新卒入社員の皆さんも合流しました。（株式会社プロビズモは、2018年1月31日にテクノプロ・グループになりました。）

 

2018年4月13日、本社（島根県出雲市）での決起会

決起会では、最初に金子社長から挨拶とプロビズモの中期経営計画、またテクノプロ・グループとのシナジーについての説明があり、その後女鹿田専務からの挨拶があり、最後に、テクノプロ・ホールディングス西尾社長から、テクノプロ・グループの概要とグループ中期経営計画についての説明がありました。

 

質疑応答では、資格取得支援制度や語学研修をはじめ、データ分析を手掛ける㈱アルベルトと進めるデータサイエンティスト育成研修などスキルアップや自己研鑽に関する質問や、コンプライアンス・従業員持株会制度についてなど、多くの質問がありました。

 

2018年4月20日、東京支社（東京都品川区）での決起会

東京支店での決起会には、テクノプロ・ホールディングスから佐藤CFOが参加し、グループの概要や中期経営計画について説明しました。

 

質疑応答では、「外部研修を受講することがあるが、なかなか直ぐに実務に活かせるような研修に出会えることが少ない」という経験を持つ社員からの研修制度に関する質問や、外国企業と仕事をする可能性やグローバルで活躍する機会の有無など、テクノプロ・グループの一員として成長の方向性を模索する質問が多く出され、意義深い質疑応答の時間となりました。

 

プロビズモを育んだ「出雲」を散策

◇出雲大社（いずもおおやしろ）

「神無月（10月）」は、全国の八百万の神々が出雲に集結し、縁結びなどの会議をするという伝承があり、現在でも出雲では10月を「神在月」と呼び、出雲大社のほかいくつかの神社では、旧暦10月10日（今年は11月17日）ごろには神々を迎える「神迎祭」が、その1週間後には神々を送り出す「神等去出祭」が行われています。

※ご注意
出雲大社に行ったら大しめ縄は必見スポットですが、ここでご注意！参道を進み正面に見えて来る拝殿にしめ縄があります。これもなかなかの大きさですが、実は有名な大しめ縄は、拝殿に向かって左側にある神楽殿にあるんです。写真に写った人の大きさを比較すると、2つのしめ縄の大きさの違いがわかります。（大しめ縄の写真はプロビズモの金子社長からいただきました。）

 

◇県指定有形文化財 旧大社駅鉄道施設

明治45年（1912）に国鉄山陽線の支線として開通した大社線。出雲大社への参拝者の増加を受け、出雲大社の表玄関としてふさわしい建物への改築を目指して、大正12年（1923）9月に起工し、翌年2月13日に現在の駅舎が竣工。昭和35年（1960）頃には、1日2,000人を超える乗降客で賑わったそうですが、その後の自動車の発展・普及にともない利用する人も減少し、平成2年（1990）の大社線の廃止により大社駅はその役割を終える。現在は島根県指定有形文化財として当時の姿を残しています。

 

◇島根県立 古代出雲歴史博物館　～青銅器遺跡では格別の存在である島根県～

島根県東部の出雲地区にある弥生時代（紀元前10世紀～紀元後3世紀）の遺跡からは大量の青銅器が発見されています。1984年、85年には荒神谷（こうじんだに）遺跡から358本の中細型の銅剣、6個の銅鐸、16本の銅矛が発見され、96年には36個の銅鐸が加茂岩倉遺跡から発見されました。いずれも紀元前2世紀～紀元後2世紀（弥生後期）のものとされています。

 

◇石州瓦

島根県の石見地方で生産される粘土瓦で、三州瓦、淡路瓦と並び日本三大瓦のひとつ。石州瓦は、雪深い山間部、荒波にさらされる海岸地区、またしばしば台風の通り道になるほどの厳しい石見地方の環境から生まれ、その特徴は、焼成温度が約1,300℃と高いため、強度に優れ寒さや凍害、雨や台風にも強いなど日本海側の豪雪地帯や北海道などの寒冷地方に適していて、現在まで400年以上の歳月を経て、今なお進化を続けているとのことです。

 

懇親会に参加して

出雲の決起会終了後に開催された懇親会では、今年入社した新卒社員も合流し、初めて会ったにもかかわらず取材で訪問している私たちにも気負うことなく気さくに話し掛けてくれる雰囲気に、出雲という土地に育まれた株式会社プロビズモの会社としての落ち着きと気高さに触れることができた素晴らしい懇親会となりました。（取材班）