拠点・グループ会社の活動
お寺のシステムを手がけている!?オンザマークのちょっと変わった仕事
2016.09.02
2016年3月にテクノプロ・グループの一員となった株式会社オンザマーク。オンザマークは生産管理、販売管理、会計などのITシステムを中心に手掛けており、これら業務システムを開発・納品にとどまらずサーバーやネットワークの構築及び運用保守、改善までの一貫したシステムの提供にこだわりをもっています。本日は数多くいる従業員の中でも、オンザマークを知り尽くしている営業部の内田賢吾さん、SIS事業部・リーダーの高和佳子さん、SIS事業部の永田 圭さんのお三方に、お話を伺いました。
お客様のどんな要望にも応えるシステムの何でも屋! それがオンザマーク
Q.まず、それぞれの簡単な自己紹介と担当なさっている仕事内容を教えていただけますか。
内田 以前は医療系の会社にいたのですが、システム開発に興味があり、転職でオンザマークに入り、今年で10年目になりました。現在は営業部に所属しているのですが、実際は営業ばかりではなく納品済みのシステム保守の仕事も担当していますし、社内で総務の仕事もしています。一般的な営業職とは少し違うかもしれません。
社員一人一人の意識として全体で会社を盛り上げていく心構えでいます。
高和 私は新卒で入社し、15年になります。入社前は現在の仕事とまったく関係のない教員資格をとる勉強をしていましたが、面接時に、社内の雰囲気が気に入ってオンザマークに就職することを決めました。入社当初は右も左もわからず戸惑うことも多かったのですが、今では勤続年数が長い人を上から数えたほうが早いくらい、オンザマークの古株です(笑)。現在の担当はシステム開発とシステム保守ですね。最近は新しい案件のシステム開発に携わるというより、システム導入後に発生する不具合に対応したり、お客様の要望に応じて修正作業等を行うことが多いです。何年も前に納品したシステムは、どうしても老朽化が進み、今のお客様の組織でうまく機能していない場合があります。そんなときはシステムを導入した当時の様子がわかる私がプロジェクトの中に入り、機能の細かい部分を説明することもあります。
永田 私も新卒で入社して、今年で7年目になります。現在はシステムの総合運用支援が主な仕事です。基本的に、お客様先に常駐していて、ヘルプデスクやシステム改修の業務をしています。導入しているソフトの使用方法についての質問に対応したり、新しいシステムを入れたいという相談に応えたりしています。現在も常駐先の情報システム部員として、当社が納品したシステムとは全く関係のない問合せにも対応したりと、仕事内容はすごく多岐にわたり、楽しく仕事をさせていただいています。
内田 永田が今のお客様先で働く事になったのは、以前一度そのお客様の仕事を担当したことがあったのですが、仕事のボリュームが増えた時にリクエストしていただいたことがきっかけです。
今、永田の話にもあったように、どんな仕事も楽しくやる性格を評価してくださったのではないでしょうか。
システムは、使えるようになって始めてその価値があると思いますので、保守・運用は開発と同じくらい、場合によってはそれ以上に大切な業務だと思います。
高和にしても、永田にしても、お客様からのニーズがあれば、担当業務以外でも対応する。オンザマークの社員は「システムの何でも屋」と言う感じです(笑)。
なんと神社・仏閣にもシステムを提供
Q.聞いたところでは、お寺のシステムも手がけていらっしゃるとか!?どんなシステムを導入しているんですか?
永田 そうなんです。お客様が神社・仏閣というケースは確かにあります。神社・仏閣にシステムが入っているというのはちょっと意外かもしれませんね。お客様との打ち合わせ時に、神社・仏閣に関する専門用語がたくさん出てきて、いろいろと勉強するのが大変でした。
内田 私もこの業務を担当するまで知りませんでしたが、規模の大きいお寺や神社になると、中は普通の会社と同じです。事務所に行くとデスクがあって、パソコンが並んでいる。一見してソフトウェアとは無縁な業種に見えますが、お正月期は特に参拝者が殺到し、様々な申込も集中するので、高速な受付処理が可能なシステムが必要です。
Q.神社・仏閣とのお仕事は、どういった経緯ですることになったんですか?
内田 ほとんどが横のつながりです。オンザマークの取締役をはじめ社員の人脈であったり、お客様からのご紹介であったり、お客様が転職をされたときにオンザマークにまた声をかけていただいたり、という形でお仕事が始まるケースですね。神社・仏閣は特殊なシステムやノウハウが必要なことがあるので、ノウハウを持っている当社に依頼していただくことが多いです。
オンザマークの魅力!女性が働きやすいあったかい職場
Q.女性の方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか。
高和 私が新卒で入った15年くらい前は、技術部門には私を入れて2人しか女性がいませんでしたが今は15人に増えました。技術部門に10人で、あとは管理部門にいます。
内田 昔、そんなに少なかったんだ。
高和 きっと女性が増えたのは、オンザマークが女性に優しい会社だからですね。私は5年ほど前に出産を経験しているんですが、1年ちょっと育児休暇をとって、子供を保育園に入れて復帰してからも周りの人に協力してもらいながら時短勤務をさせてもらっています。朝、突然、子供が熱を出したときはチームのみんなが私の業務を快く引き受けてくれたりと、いろいろフォローしていただき、とても感謝しています。
今では突発的な休みを取らなくてはならない場合を想定して常にスケジュール前倒しを意識して行動するよう心掛けています。
オンザマークで働いている女性で出産を経験している人は全員復帰していますよ。女性のライフステージが変わっても安心して働いていける会社だと思います。
内田 当社は実力のある女性が多く、みんなが育児休暇前の業務実績を理解しているので育児休暇や突発的な休みがあってもフォローする気になりますね。
穴掘り大会にも参加!? 盛んな社内行事
Q.社内行事などは盛んなほうですか?
永田 そうですね。行事は家族で参加できるようなものが多く、定期的にやっているものと、突発的にやるものがあります。突発的なイベントで言うと、実は高和がいつもいろいろと変なイベントを企画するんです(笑)。
高和 成田の牧場に行って穴を掘る「穴掘り大会」に参加しよう!という企画を立てたこともありました(笑)。穴をどれだけ深く掘ったか、面白い形に掘ったかを競う大会で・・・。
内田 ほかにも変な企画がありましたよね(笑)
高和 富士スピードウェイを自転車で走る大会に出たこともありましたね。
毎年行っている行事は花火大会や社員旅行があります。会社の屋上で夏祭りを開催し、みんなで花火を見たり、今年はシンガポールに社員旅行へ行きました。社内行事が多いから仲がいいのか、仲がいいから社内行事が多いのか・・・とにかく社内の雰囲気はとてもいいですし、心地良く仕事もできていますので、結果としてそれが平均勤続年数の長さにも表れていると思います。
テクノプロ・グループの一員となって
Q.今年3月に「テクノプロ・グループ」の一員となったわけですが、どう変わる事を期待していますか?
内田 オンザマークは、解決策をITの観点から見出し、どのようにシステムを構築するか、また既存システムの改善や効率化に結びつく事が出来るかをお客様と共に考えられる社員が多くいます。また、豊富な実績を持ったビジネスパートナーとの連携実績が豊富です。ですが、リソース不足で対応出来ないケースも否めません。テクノプロでは海外も含めた複数の拠点もあるのでビジネスエリアが広がると考えています。その他に今までは採用活動や教育研修ができないなど限界を感じていた部分もありました。
私たちは、ここ3年ほど、新卒も中途も採用をしなかったんです。それは、きちんとした教育研修ができる環境を作ることが難しかったからです。ところが今回、テクノプロ・グループの一員になり、教育研修に関する資料などを見せてもらったのですが、ほんとにすごいなと。しっかりとしたノウハウがあって驚きました。あと、テクノプロ・グループにはお客様と契約を結ぶ際に、契約書類などをきちんとチェックしてくれる専門の部署があるので、それもオンザマークにはなかった強みだと感じています。 これらに限らずその他も色々と変わってくると想定しています。
Q.これまでのオンザマークの強みと、テクノプロ・グループの強み、両者の強みがうまく結びつけばいいですね。
内田 そう思います。オンザマークがここまで成長できたのは素晴らしいことだと思っていますが、テクノプロの多様な技術者や強大な顧客基盤と連携出来れば更なる向上が見込めると期待しています。
株式会社オンザマーク https://www.onthemark.co.jp/ 情報システム構築事業(コンサルティング、設計、開発)およびInternet Professional Service事業(ICT活用コンサルティング、ASPサービス) の受託サービスをご提供しております。 |
(2016.09.22)