1961年(昭和36年)に始まった水戸市民を挙げたおまつり「水戸黄門まつり」。毎年、8月第1週の金・土・日に行われ、最終日には、水戸の中心地(国道50号)を車両通行止めにして、山車巡行・水戸黄門パレード・市民カーニバルなどが開催される水戸市での一大イベントです。ところが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止への配慮から、2019年の第59回から61回までの3年間は、まつりが実質的には中止となり、市民が楽しみにしているカーニバルもリモート開催となっていました。
水戸黄門まつりの本来の目的は観光振興とのことですが、実行委員会の“水戸黄門まつりの伝統と文化を継承することも大切”との思いから、第62回目となる今年は、開催内容と時期を見直し、新型コロナウィルス感染症対策と熱中症対策を両立させる形で、11月5日(土)に会場を茨城県三の丸庁舎広場に移して、4年ぶりにカーニバルがリアル開催となりました。
エンジニアリング社水戸支店は、リモート開催も含めてこれまで9回参加し、黄門賞(1位)、助さん賞(2位)、格さん賞(3位)、審査員特別賞などの各賞受賞を目指してきました。2018年の第58回大会では、100人を超える連を組んで全力投球。ひいき目ではなく、エンジニアリング社は、他のどのチームよりも活気があり観客も楽しませてきましたが、受賞に至りませんでした。
「いつか受賞してやる」という気持ちがありながらも、決して口にはしませんが、メンバーにはどこか諦めムードも漂いはじめた今回の10回目の参加でしたが、遂に『第3位格さん賞』を受賞することができました。
第62回水戸黄門まつり市民カーニバル結果
黄門賞 | 茨城女子短期大学ダンスサークル |
助さん賞 | ZEROWAN(中古車販売) |
格さん賞 | テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店 |
第4位 | 日産プリンス茨城販売 |
第5位 | 常陽銀行 |
審査員特別賞 | NTT東日本茨城グループ、水戸市女性防火クラブ連合会、Lily(飲食業) |
一夜明けて、興奮冷めやらぬメンバー
賞状を真ん中にして記念写真を撮影し、充実感と心地よい疲労感とともに、今年のカーニバルは幕を閉じました。翌日以降、支店やリーダーのもとには、普段会うことが少ないメンバーとの交流の楽しさや、みんなの力を結集して獲得した3位格さん賞を称える喜びの声とともに、早くも来年に向けた意気込みが届き、今から第63回が楽しみです。
代表の藤田大貴ユニットリーダーのコメント
今年は、4年ぶりに水戸黄門カーニバルがリアル開催され、エンジニアリング社水戸支店も参加上限50人の連を組んで、参加全21チームと黄門賞を目指して競い合いました。
結果、これまで手が届かなかった入賞、しかも、第3位格さん賞をもらうことができました。発表を聞いた時は、「シャーっ!!!キター!」とまさに喜びが爆発しましたが、同時に、「本当?」という気持ちが混在する、ちょっと不思議な感覚を覚えました。念願叶った受賞ですので、喜びをうまく表現する言葉が見つかりませんが、連に参加して頑張ったメンバーは勿論ですが、応援してくれた社員や家族、テクノプロに関心を寄せてくれた市民の方々、全員の力が実を結んだ結果だと、感謝しています。
練習の時にも通りがかりの地元の方から「とても活気があって良いよ」とお褒めの言葉を頂いたり、本番当日も観客の方から「テクノプロ、知っているよ」「がんばれ!」などと、お声を掛けて頂いたり、間違いなくテクノプロが地域に浸透していることを感じることができる瞬間も多く、今後に向けて俄然やる気がでました。何事も、続けていると良いことが必ずあるんですね。
エンジニアリング社水戸支店の国境を超えた仲間の輪
水戸支店では、多くの外国籍技術者が活躍しています。サークル活動・スポーツ大会・餅つき交流会・芋煮会・地域のイベント参加など、業務以外の活動においても日頃から交流を深めています。中でも、市民カーニバルには、家族こぞって参加してくれていて、持ち前の明るさでチームを引っ張る様子は、水戸市からも実行委員会からも高く評価していただいています。