2019年1月26日(土)、テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店で、「2019年新卒内定者 餅つき交流会」を開催しました。
約2か月後には、期待と希望を胸に社会人になる新卒メンバーですが、同時に多少なりとも不安もあるのではないでしょうか。そんな新卒内定者の皆さんには、気取らない雰囲気での会話を通して水戸支店の様子や魅力を感じてもらい、あわせて不安に感じていることがあれば解消し、晴れやかな気持ちで4月を迎えてもらいたいという思いから、毎年この時期に餅つき交流会を開催しています。今年で3回目の交流会となりますが、今回はこれまで担当していた支店運営企画部に代わり、昨年発足した新卒同期会が運営にあたりました。
卒業論文の最終段階ということもあり参加できなかった方もいましたが、集まってくれた13名の内定者の皆さんといっしょに餅つきをしながらの楽しいひと時となりました。
朝方からちらほらと降り出したこの冬の初雪が、集合時刻の10:40が近づく頃には本降りも心配させる程になりましたが、交流会が始まる前にはすっかり止み、吉田神社を取り囲む鎮守の森が冷たい風を遮ってくれたおかげもあって、この時期にしては比較的あたたかと言っても良い程の天気を味方につけた交流会となりました。
まず、新卒内定者と従業員代表による本殿でのご祈祷、その後境内での餅つき大会、そして最後は社務所での懇談会&質問タイム、と始終笑いの絶えない楽しい時があっという間に過ぎ、14:00前には閉会となりました。
ご祈祷
今回参加することができた13名の新卒内定者は、水戸支店代表メンバーとともに拝殿でご祈祷をしていただき、神主さんからは、江戸時代後期以来およそ200年ぶりに天皇が退位するという歴史に残る今年を、幸多き年にしてくださいとの言葉をいただきました。
厳かな雰囲気に包まれたご祈祷でしたが、慣れない正座に足がしびれて、立ち上がる時によろけてしまい、神主さんに支えてもらうという離れ業を見せてくれた内定者もいました。
餅つき交流会
ご祈祷が終わったら境内に移動し、交流会に駆け付けた水戸支店の多くの先輩社員と一緒に餅つき体験です。今では、臼と杵を使って家庭でお餅をつくことはほとんどなくなりましたので、またとない体験ではあったのですが、いざやってみると意外に難しいと見えて、なかなか恰好良く杵を振り下ろすことが出来ない様子でした。新卒内定者が一通り終わった後に、先輩社員の有志が見本を見せてくれましたが、遠慮が無いからでしょうか?内定者に比べると数段力強さを感じました。
懇親会
けんちん汁とお餅で腹ごしらえをしたら、社務所に移動して懇親会です。内定者の自己紹介に対する先輩社員からの質問では、真面目な表情から繰り出される先輩のちょっと変わった質問に、最初は真剣に答えるべきなのか笑いで返すべきなのか雰囲気がつかめずまごついていた内定者たちも、会が進むにつれてだいぶ要領を得てきて見事な切り返しを見せる人もいました。
水戸支店が地域社会との密接な関係構築を目指していることもあり、内定者の中にエンジニアの息子さんの同級生がいたり、特技がヒップホップだという内定者が水戸黄門まつり市民カーニバルの踊りの先生を買って出てくれたり、はたまた、内定者の趣味や特技を何とか自分のサークル活動にこじ付けて仲間を増やそうとする先輩がいたりと、入社を前にすっかり水戸支店の雰囲気になじむことが出来たようです。
また、水戸支店には気さくな(活発な?)女性社員が多いことも、女性内定者にとっては溶け込みやすかったでしょうし、男性の中で女性の存在感が際立っていることはさぞかし心強く感じたことでしょう。
懇親会の最後には、エンジニアリング社水戸支店の鈴木支店長から、「水戸支店は水戸という地と共に成長発展することを願っています。同時に、当社は日本を動かしていく会社だという自負も持っています。私たちは、皆さん一人ひとりを心から歓迎しますので、入社までの2か月間怪我や病気などの無いように過ごして、4月には元気にお会いしましょう。」と歓迎と激励の言葉が贈られました。
新卒同期会が奮闘
テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店には、新卒メンバーが支店の状況を早期に理解したり、積極的な参画意識を醸成したりすることを目的とした「新卒同期会」があります。支店で開催される様々なイベントや取り組みを企画・運営することになりますが、今回の新卒内定者餅つき交流会も2017年4月入社の先輩社員が担当しました。内定者にとっては、身近な先輩の活躍を目の当たりにすることが出来て、交流会の意味がより一層深まったのではないかと思います。運営・司会進行、お疲れ様でした。
会場となった吉田神社
会場となったのは、茨城県水戸市の中心市街地南部の朝日山にある吉田神社。書物によると、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際にこの地で兵を休ませたと伝えられ、これにちなんで社殿が造営されたのが創建であると言われています。創祀年代は不詳ですが、吉田神社所蔵の古文書によれば、1301年で鎮座以来800余年を経過したという記載がみられるそうです。
(2019.01.26)