機械、電気・電子、情報、建築分野において250名を超える技術社員を擁するテクノプロ・エンジニアリング社つくば支店は、1996年4月に土浦営業所として開設されて以来20年以上にわたり技術者派遣・受託請負を通してつくば・土浦地区の活性化ひいては日本の科学技術の発展に貢献しております。
TBSドラマ「下町ロケット」の舞台がテクノプロ・エンジニアリング社つくば支店のお取引先であるという話を聞いて、株式会社フジキンの撮影現場を訪ねました。ロケ地となっているのはフジキン「万博記念つくば先端事業所」。早速目に飛び込んで来たのは、帝国重工の従業員が人間ドラマを繰り広げながら開発業務を行う「宇宙航空部」の正にあの場所。
劇中で登場したロケット用の調圧バルブもフジキンによって製作されたもの。
バルブとは、身近なものでは水道管やガス管にも使われますが、フジキンが製造するバルブは、半導体製造装置向け、宇宙開発用などの産業用の特殊精密バルブ機器などに代表される、超精密ながれ(流体)制御システム。陸・海・空・宇宙の多彩なフィールドで貢献する製品として、絶え間ない研究創造開発が行われています。
フジキンさんは撮影場所や製品の提供ばかりでなく従業員がエキストラとして撮影そのものにも協力しているそうです。この日の撮影には、テクノプロ・エンジニアリング社つくば支店の12名のメンバーも帝国重工のエンジの制服を着てエキストラとして参加しました。
株式会社フジキン
2018年5月に創業88周年を迎え、常に極限に挑戦し、技術の究極を超えることを企業ポリシーとした、特殊バルブ機器類・超精密ながれ(流体)制御システムのメーカーです。経済産業省「ものづくり日本大賞」の第一回、第五回、第七回をフジキン社員が受賞。2014年には「グローバルニッチトップ企業100選」に選出されました。また、製品は2018年、日刊工業新聞様が主催する「”超”モノづくり部品大賞」15年連続受賞など、数々の賞を受賞しています。
フジキングループとして、国内37拠点、海外20拠点とグローバルに展開。最近では、バイオエンジニアリング並びにAI-IoT、ライフサイエンス分野にも進出しています。詳しくは㈱フジキンのホームページをご覧ください。
(2018.11.09)