未来を担う子ども・若者とともに

テクノプロ・キッズサイエンス開催/女川町立女川小学校

 

テクノプロ・グループでは、テクノプロ・キッズスクールと題し、子ども達に科学の楽しさを知ってもらうための様々な取り組みを行っており、その中でも科学実験を通して科学の楽しさや不思議に触れてもらうイベントをキッズサイエンスと呼んでいます。2018年11月28日(水)に宮城県牡鹿郡女川町の女川町立小学校で「小学生が楽しめる科学実験室/テクノプロ・キッズサイエンス」を開催しました。

会場となったのは、女川町立女川小学校の体育館。今回、キッズサイエンスの運営にあたったのはテクノプロ・グループの13名。JR石巻線で女川駅に到着後、少し早目の昼食をとり、12:30の準備開始時刻までは思い思いに女川の街を散策しました。

 

女川駅前から女川町立女川小学校までは、歩いて10分。会場の体育館に到着後、15:00の開始に向け早速準備開始。今回のキッズサイエンスでは、ドライアイスを使った実験と段ボールで作った空気砲による実験を通して科学の楽しさや不思議に触れてもらいます。

 

約1時間という短い時間のキッズサイエンスでしたが、楽しく科学に触れてもらうことができたと思います。楽しく遊べるようにとの想いから事前にルールを決めておいたのですが、自分たちの自由な発想で遊びやすいルールを作ってしまう子供たちには感心させられました。

テクノプロ・グループは、技術サービス業界のフロントランナーとして、若者の育成そして日本の科学技術の発展に貢献して参ります。

 

女川町とテクノプロ・グループのご縁

女川町は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、最大高14.8mにもおよぶ津波により町全体の約9割にあたる3,934棟の住家が被災し、推計被害総額785億4,680万円という未曽有の被害となりました。町の花が「桜」であったほど、たくさんの桜にあふれていた女川町でしたが、あの津波で桜は根こそぎ海へもって行かれてしましました。そこで、女川「桜守りの会」が中心となり女川町に彩と桜を取り戻す決意のもと、十万本の桜を植え続けてゆこうという計画が立てられました。そのこころざしに賛同したテクノプロ・グループは、「桜守りの会」の推し進める桜の植樹を2015年から毎年お手伝いしています。そんなご縁もあり、今回の女川小学校でのテクノプロ・キッズサイエンスの開催となりました。

今回、女川町に伺った折に、これまでテクノプロ・グループが植樹をお手伝いした桜の木を見に行ってみると、あまり大きくなっていないイメージでした。たまたまキッズサイエンスの会場に来てくれていた桜守りの会の藤中さんに聞いてみると、「線路に近い土地は小石なども多く地面が固いため根が張るのが遅く、その結果木の成長も遅いですが、順調に成長していますのでご心配なく。」とのことでした。

(2018.11.28)

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