東京都港区には、テクノプロ・グループ内のいくつかの会社が本社を置いています。
このたび、自治体である港区が主催する「生物多様性みなとフォーラム」の活動の一環で、港区内で活動する事業者や団体等の生物多様性に関する取り組みを紹介する『みなと生物多様性パネル展』が、2018年3月1日(木)から3月8日(木)にかけて「みなとパーク芝浦」1階アトリウムで、3月9日(金)から3月19日(月)にかけては港区役所本庁舎1階ロビーでそれぞれ開催され、テクノプロ・ホールディングス株式会社もパネルを出展しました。
また、同パネル展の開催期間中の3月4日(日)には、JR田町駅に程近い新芝運河沿緑地で『運河でバードウォッチング』が開催され、テクノプロ・グループは、森ビル株式会社(「六本木ヒルズ」の会社)のご担当者と共にその運営をお手伝いしました。
例年ですと、まだ少し肌寒い3月上旬ですが、バードウォッチング当日は寒暖計の針が20℃を超え、上着を着ていられないくらいの暖かさ。運河を渡ってくる風が心地よく、絶好のバードウォッチング日和となりました。
昨年は多くのお子さんとその保護者の方々が参加した「運河でバードウォッチング」ですが、今回の参加者はなぜか全員が大人。ゆっくりと時間が流れる落ち着いた雰囲気のバードウォッチングとなりました。
大人が並んで橋の上から双眼鏡で運河をのぞき込んでいる様子は、通行する人たちにしてみたら関心が湧くと見えて、口々に「何か、珍しい鳥でもいるんですか?」と。中には通り過ぎたのに戻ってきて、一緒に運河に目を凝らすサイクリング中のご夫婦もいました。立ち止まって、大人の間から興味津々にのぞき込むお子さんには、参加者が双眼鏡を貸してあげて飛び入りバードウォッチングです。
森ビルの方の説明によると、バードウォッチングは木々の葉が落ちる冬場が適していて、寒さを覚悟しなくてはならないとのことでしたが、この日は初夏を思わせる陽気に促されて気持ちも軽くなり、通行する人たちも交えてみんなで楽しむことができた1時間のバードウォッチングでした。
主役の野鳥も、「ホシハジロ」など数種類のカモ、「ユリカモメ」など大型の水鳥、「ハクセキレイ」など小鳥類、計13種類が観察でき、都心にもたくさんの野鳥が住むことを実感できました。
テクノプロ・グループは、これからも地域の活動や環境関連の活動を行ってまいります。
(2018.03.04)