社員インタビュー

テクノプロに元プロレスラーがいる!?

「テクノプロに元プロレスラーがいる!」そんな耳を疑うような情報を受け、 早速、テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店へ。
胸板が厚く、がっしりしていて見るからに強そうな男性。 2016年1月に営業職として入社した岡澤貴志さんにお話を伺いました。

まずは岡澤さんのご経歴をお聞かせください。

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岡澤 小学生の頃、テレビでよくプロレスを見ていたのですが、当時人気があったのが長州力で、必殺技は「サソリ固め」。水戸黄門の印籠のような技で、これが決まるとそこで試合終了です。私もこの技が大好きで、こぶしを握りながら『きまったな!』と、食い入るように見たものです。ところがある時、サソリ固めを掛けられた外国人レスラーがなんと腕立て伏せのような体制から返して見せたんです。そのシーンが格好よくて衝撃というよりも自分の中に稲妻が走ったんです。
「自分も強い男になりたい!」と。
それがきっかけで、相撲を始めました。その間もプロレスへの憧れが続き、高校生のときにSSS(トリプルエス)という社会人プロレスに所属し、プロレスを始めました。SSSに所属していた選手で今も活躍しているのは・・・四代目タイガーマスクとかでしょうか。彼とは当時一緒に練習をしていました。

高校卒業後は、英語が話せるようになりたいと思いニュージーランドの大学に入学しました。ニュージーランドでもいろいろな大会に参加し、極真空手大会では2位、アマチュアキックボクシング大会では3位の成績を収めることができ、プロレス以外でしたが、格闘技を楽しんでやっていました。
日本に戻ってからの17年間は茨城県日立市で、飲食店を経営していたのですが、夜が遅く不規則な生活だったこともあり、当時お店に通ってくれていた常連さんで現在もテクノプロ・エンジニアリング社で働いている技術者の方に紹介していただき、営業として入社しました。

今でもプロレスをやられているんですか。

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岡澤 かつては、総合格闘技も含めさまざまな格闘技をやりましたが、打撃技のある格闘技で顔などが腫れていては仕事にも差し障りがあるので、現在ではレスリングだけです。毎年開催されている全日本マスターズレスリング選手権に参加するため、出勤前は筋肉トレーニング、夜や週末もレスリングの練習に励んでいます。飲食店をしていた時にお客さんとして来てくれていた寺島さんが「自分もレスリングを始めたい」と言って44歳で始められ、今は一緒にレスリングをしています。当時、寺島さんは別の会社で働いていましたが、転勤が多く悩んでいたので、今度は私が寺島さんにテクノプロ・エンジニアリング社を紹介して入社されました。今は転勤もなく、好きなレスリングができて、とてもハッピーだと思います。

 

全日本マスターズレスリング選手権とはどんな大会ですか。

岡澤 オリンピックを目指していた選手達が現役を退き、レスリングの指導をしている監督やコーチなどが指導だけではなくまだ競技をしたい!子供がレスリングを始めたきっかけで自分も一緒に始めたい!という方のためにあるのが全日本マスターズレスリング選手権です。毎年全国から約400人のエントリーがあり、35歳以上であれば、階級別にどんな方でも参加できます。日本人だけでなく、海外の方も参加されるので、体のつくりが違う外国の方に負けないよう、必死なんです。
私は、2012年から参加しており、その年は-76kg級でベスト8位、2013年は3位、2014年は階級をあげ、-85kg級で優勝することができました。私はスピードというより、“技とパワー”を武器としています。階級をあげたことで、自分の武器を大いに発揮することができるようになりました。
今年は1月22日に第16回全日本マスターズレスリング選手権がありましたが、1回戦で昨年の-95kg級優勝者に当ってしまい、残念ながら負けてしまいました。
しかし、いつまでも落ち込んでいられません。早くも来年の優勝に向けてトレーニングを始めています。

最後に「プロレス」、「飲食店経営」、「レスリング」そして今の「技術サービス会社の営業職」の共通点があれば、教えてください。

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岡澤 共通しているのは「立ち振る舞いが大切」ということですかね。
人をいかに惹き付けられるかです。
プロレスも観客があってこその競技ですし、飲食店もお客さんにお店に来てもらうために自分やお店を好きになってもらうことを意識してやっていました。現在の営業の仕事もやはり同じです。お客さんの会社の担当の方にまずは顔を覚えていただき、好きになってもらえるような立ち振る舞いを心がけています。そのときにプロレスやレスリングの話、海外での生活の話などは結構興味を持って聞いてくれるので、惹きつける話としてはもってこいなんですよ。

 

取材をさせていただいた私たちまで、岡澤さんの魅力に惹きつけられ、もっとお話を聞いてみたい気持ちになりました。
見た目は強そうでしたが、笑顔がとてもステキな岡澤さん、今後のご活躍を期待しております!
ちなみに、取材の時、岡澤さんは左胸骨が折れていると言っていましたが、「治る怪我は、怪我じゃない」と教えられているそうです。すごい!

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(2017.01.15)

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