世界で最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォームであるアマゾン ウェブ サービス(以下、「AWS」 )から2022年3月に「人材サービス型AWSパートナー」として認定を受けている株式会社テクノプロは、3年間でAWS関連資格を延べ3,000資格保有する目標を掲げ、1年前倒しで計画を達成。
さらに、AWS認定資格をすべて保持しているAWSエンジニアを対象とする表彰プログラム「2024 Japan AWS All Certifications Engineers」に19名のエンジニアが選出されるなど、数多くのAWSのエキスパート人材が活躍しています。その株式会社テクノプロのAWS全資格取得者が参加する座談会が2024年10月8日に開催されましたので、その模様をお伝えします。
座談会で仲間とノウハウを共有
今回の座談会は、他の全資格保有メンバーから資格取得のために行った学習方法や、実際の業務での実践的なノウハウなどの情報交換をしたいというエンジニアの声がきっかけで開催されました。
オンラインで行われた座談会には、2024年10月時点で12種類全ての資格を取得している株式会社テクノプロのエンジニア19人の中から、テクノプロ・エンジニアリング社の宮田耕平さん、黒須直希さん、テクノプロ・IT社の五十嵐孝広さん、小林和博さんが参加。本社技術部門の責任者と共に、資格取得のための学習方法の共有、今まで携わったプロジェクトの紹介、今後の課題や目標などについての議論など、活発な意見交換がなされました。
資格取得の学習方法にもさまざまな工夫が
同じ全資格取得者とはいっても、その学習方法については参加者の中でもさまざまな工夫が見られ、「なるほど」と思うものばかり。AWS資格に限らず、新しいことを学ぶ際の参考にもなる内容ですので、ここでその一部をご紹介します。
- 基礎レベルでは教科書などでインプットに注力し、上のレベルでは問題を数多く解く
使用したツール:UdemyやSkillBuilder (AWS公式e-learning)など - 最短の試験日程を設定し、短期間で自身を追い込む
- JP Contents Hub(AWS の日本語ハンズオンコンテンツをまとめたウェブサイト)などを活用し、実際に手を動かして体験しながら学ぶ
- 講義動画を見て基礎知識を得る
使用したツール:Youtube、Udemy、BlackBelt(AWS公式動画集)など - AWSを使っている方のブログや動画を閲覧する
- 分からない専門用語はChatGPTを利用して調べる
AWSの有識者としてのさらなる成長を目指して
座談会では、その他にも、ぞれぞれのメンバーが今まで携わってきたAWS案件の事例共有が行われ、プロジェクトにおける各自の取組みなどをお互いに紹介し合いました。その後には、AWS関連ビジネスの一層の拡大のために取り組んでいくべき課題や、今後の研修のあり方などについても意見交換が行われました。これからAWS案件を目指したい方には、「ハンズオンなどを通じて、実際にAWSの環境構築を経験すること。そしてそれを自分の言葉でお客さまに説明できること。」と全員の意見が一致しました。
またAWS案件に従事するエンジニアが積極的に営業活動に参加する事例や、OJT研修機会の増加、AWS主体の研修プログラムといった各カンパニーにおける教育面での取組みが紹介されるなど、相互にノウハウを共有する有意義な場になりました。株式会社テクノプロでは、今後もカンパニー間を越えた情報共有を活発に行い営業活動につなげていくため、AWS全資格取得者を中心としたコミュニティを発足させる予定です。
白熱した議論が展開され、2時間を超える長丁場となりましたが、参加者の皆さんの自己研鑽に対する熱心な姿勢がとても印象的な座談会でした。株式会社テクノプロは、「人材サービス型AWSパートナー」として、またAWS認定資格取得数が2,000を超える「AWS 2000 APN Certification Distinction」認定企業として、今後もAWS人材の育成と高品質なAWS関連サービスの提供を推進してまいります。