社員インタビュー

パパママ応援記 Vol.4 ~育児休業取得を経て~

今回は育児休業を1年間取得されたテクノプロ・エンジニアリング社新宿支店所属の岡田拓磨さんに、期間を決めた理由や、同僚の反応について伺いました。

――育児休業の期間についてはどのように決めましたか。
岡田 妻の妊娠がわかった際に妻から「初めての出産で不安なこともあるので、育休を取得してほしい」と言われていました。私も以前から育休は取得するつもりでいたので、すぐに上長に妻の妊娠のことと、育休取得について考えていることをお伝えしました。取得期間については、妻は当初、数週間~1ヶ月間くらいのつもりだったと思いますが、私自身は子供が一番成長する1年間をできる限り見届けたいという思いがありました。また育児は夫が妻を“手伝う”ものではなく、夫婦で協力しながら楽しむものですから、まとまった期間の育休を検討していました。このことを職場の先輩方にも相談したところ、「1年間取得しても良いのでは?」と言っていただき、1年間の取得を決めました。

期間決定後、開始する半年くらい前から具体的に準備を進めることとなりました。派遣先の職場の方々は年齢が近く、普段から気軽にコミュニケーションを取っているため、話しやすい雰囲気でとてもありがたかったです。また支店の方々にもいろいろとご調整いただいたおかげで、スムーズに育休期間に入ることができました。

――育児休業を取得してよかった点があれば教えてください。
岡田 先ほどもお伝えしたように、子供の成長を1年間見逃すことなく、家族3人の時間を大切にできたことがとても良かった点です。ある日寝返りができるようになったり、ハイハイができるようになったり、昨日まではできなかったことが、今日突然できるようになる。そんな瞬間に立ち会うことができて幸せでした。

またショッピングモールに出掛けた際、他のお父さん達よりも自分の方がスムーズにおむつ交換ができることに気がつきました(笑)その他にも育休の1年間で育児についての知識がたくさん身につき、得たものが多い1年間でした。育休から復帰した今でも育児・家事は、基本的には気づいた方が率先して行っており、妻とも良い関係が築けています。

――育児休業中、工夫したことや意識したことがあれば教えてください。
岡田 子供の世話と家事を同時にはできないので、いかに上手くやり繰りしていくかを意識しました。また、どんなに育児が忙しくても夫婦2人の時間をとるように心掛け、子供が寝たあとに一緒にドラマを見たり、食事をとったりしながら、その日にあったことや子供の話で盛り上がりました。休日は妻が行きたい場所によく3人で出かけ、見返せないほどの写真を撮りました。子供が早く起きた日には、私も一緒に起きて朝日を浴び、妻が休んでいる間にこっそりおむつ交換の練習などもしました(笑)
育児方針については、基本的に妻の意見を尊重し、話し合いによってお互いの考え方をすり合わせできたので、喧嘩はほとんどありませんでした。

――育児休業を取得して大変だったことや、不安に思ったことはありましたか。
岡田 育休に入るために早い段階から支店や周りの方にお伝えしていたので、皆さん理解を示してくださり、仕事において特に大変だったことや不安はありませんでした。しかし、私は新卒で入社して1年経ったときに1年間育休を取得したため、同期との遅れを取り戻したい、資格も取得したいという強い思いがあり、復職してからのスタンバイ期間中に猛勉強して資格を取得しました。育児については私自身初めての子供なので、思うようにいかないことだらけでしたが、妻は年の離れた兄弟のお世話をしていたこともあって、妻に赤ちゃんのお世話を教えてもらいながら、1つずつ学んでいきました。うまくいかない時は“しょうがない”と気持ちを切り替えることも必要です。深く考えても解決には繋がらないのでお互い案を出し合って、子供に合う方法を模索しながら試行錯誤して乗り越えました。

――最後に育児休業の取得を考えている方へ一言お願いできますか。
岡田  育休は迷っているなら絶対取得したほうが良いと思います!男性は取りづらい意識があるかも知れませんが、最近では制度も整ってきましたし、世の中の風潮としても取りやすい雰囲気もありますので、あとは自分で一歩踏み出すだけです。自分の中で「育休なんて取得するのは難しいだろうな」と決めつけるのではなく、まず上司に相談することで、意外にスムーズにいくかも知れません。奥さん一人に育児を任せることは、心身ともに負担が大きいため、夫婦で協力することが必要です。赤ちゃんが生まれてから1ヶ月はもちろん大変ですが、その後も大変なことは続きますので、できれば最低でも3ヶ月間は取得することをおすすめします。

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