社員インタビュー
第20回東京障害者技能競技大会(東京アビリンピック) パソコンデータ入力競技「金賞」/テクノプロ・スマイル 伊藤祥源さん
2022.03.14
テクノプロ・ホールディングス株式会社の特例子会社として障がい者雇用を推進しているテクノプロ・スマイルに所属する伊藤祥源(いとう しょうげん)さんが、2022年2月19日(土)に開催された「第20回東京障害者技能競技大会」の「パソコンデータ入力部門」において金賞を獲得しました。
アビリンピックとは
「アビリンピック」(ABILYMPICS)は、「アビリティ」(ABILITY:能力)と「オリンピック」(OLYMPICS)を合わせたもので、障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。企業や社会一般の人々に障害のある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催されています。競技種目は、機械CAD、建築CAD、電子機器組立などの技術種目を始め、製品パッキングやビルクリーニングなど様々な分野でのエントリーが可能で、その数25種目にのぼります。(参照:Abilympics.jp https://abilympics.jp/)
テクノプロ・スマイルではどのような業務を担当していますか?
伊藤 名刺の画像を見て、どの部分に何が記載されているかを判別し、結果をデータとして入力する業務をしています。テクノプロ・スマイルに入社してから3年間、データ入力の業務に携わってきましたが、自分の能力と相性が良く、楽しんで仕事をすることができていると思います。
今回の大会で金賞を獲得できた秘訣やご感想を教えてください。
伊藤 普段から従事しているデータ入力業務の他に、パソコン教室にも通って練習を積んできました。データ入力は元々自分に向いていた種目ではありましたが、自己研鑽を重ねた結果だと思います。2年前にも障害者技能競技大会に出場したことがあったのですが、そのときは銅賞に終わってしまいましたので、今回金賞がとれたことはとても嬉しかったです。東京都大会で金賞を獲得しましたので、次は2022年11月に行われる「第42回 全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」に出場を予定しています。初めての全国大会出場で緊張しますが、またコツコツ練習を重ねていきたいと思います。
データ入力の業務で難しいと感じるところはありますか。
伊藤 たくさんの件数を速く正確にこなすことが課題だと思います。大会でもこの能力が求められるため、普段の業務から丁寧に向き合うようにしています。業務に集中しすぎると独り言を発してしまうので、それが少し恥ずかしいですが(笑)
またその日の体調なども集中力に影響しますので、日頃から体調管理には特に気を付けたり、頭の中をすっきりさせるために身の回りの整理整頓をしたりするように心がけています。
伊藤さんは2022年11月4日~6日に幕張メッセにて開催される「第42回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」の「パソコンデータ入力」部門に出場予定です。地方大会に引き続き、日々の努力の成果が発揮できるよう祈っております。
第42回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)の詳細はこちら
https://abilympics.jp/images/dl/0303/2022AP_Overview.pdf
(2022.03.10)