拠点・グループ会社の活動

『これからの職リハを考える ~ICTで未来が変わる~ 』 日本職業リハビリテーション学会 第48回愛知大会 プレ企画

当日のプログラム

13:30~15:00

講演① 「テレワークによる障害者の就労」
株式会社テレワークマネジメント 倉持利恵氏

15:10~15:40

講演② 「行政説明:働き方改革」
愛知労働局 職業対策課 地方障害者雇用担当官 松下昇氏

15:50~16:40

意見交換会「ICTを活用した職リハ×真の働き方改革を考える」
●登壇者
豊通オフィスサービス株式会社:瀬口公一郎氏
愛知県立港特別支援学校:河合健太郎氏
名古屋市総合リハビリテーションセンター:加藤朗氏
●コーディネーター
放送大学 大曽根寛氏、中部大学 向文緒氏

16:40~17:00

本大会に向けて(実行委員会事務局)

2021年8月に開催予定の「日本職業リハビリテーション学会 第48回愛知大会」のプレ企画として『これからの職リハを考える ~ICTで未来が変わる~ 』と題したZoomウェビナー企画が2月26日(金)に開催されました。
テクノプロ・スマイルでテレワーカーとして就労する後藤(長野県在住)が、株式会社テレワークマネジメント倉持利恵氏の講演「テレワークによる障害者の就労」の中でトークセッションに参加しました。
後藤からは、支援に携わる方々への感謝の気持ちとともに、就労メニューの更なる拡充への期待と、後藤自身もありがたいと感じている就労後の継続的な定着支援など、支援プログラムの充実によってより一層多くの障がい者の方々に社会参加の機会が広がることが伝えられました。また、一緒にトークセッションに参加したパーソルチャレンジの岡本さんからは、障がいの種類や程度によっては制度上就労支援を受けることが困難なケースがある事は理解しながらも、障がいの有無にかかわらず働きたいという気持ちは自然のことなので、支援に携わる皆さんに対して「どうやったら働くことができるか」を出発点とした制度設計への期待が述べられました。

今回の職業リハビリテーション学会愛知大会プレ企画には、雇用する側となる企業担当者が参加者全体の22%となり、企業の障がい者雇用に対する関心の高さも確認される結果となりました。

職業リハビリテーションについてご紹介

職業リハビリテーションとは・・・

(日本職業リハビリテーション学会ホームページより抜粋:http://vocreha.org/
障害をもっているが故に職業に就くことが困難になっていたり、維持していくことが難しくなっていたりする人にも、職業を通じた社会参加と自己実現、経済的自立の機会を作り出していく取り組み、これが職業リハビリテーションです。
具体的には、障害者手帳の所持者に限らず、身体的、知的、精神的な理由により援助が必要と思われる人は全てを対象として、職業相談、職業評価、職業訓練、職業指導、職業紹介などの職業的なサービスのほかに、職業生活に就きそれを維持向上させるために必要な福祉的な方法などによって、企業や官公庁での雇用、自営、福祉的就労など、収入を得る目的で生産活動に従事するあらゆる活動を含みます。

日本職業リハビリテーション学会愛知大会実行委員会から

(大会ホームページより抜粋:https://www.shokuriha-aichi.com/pre/
2020年2月に「テレワークによる障害者の就労×真の働き方改革」というテーマでプレ企画、2020年8月に「職業リハビリテーションの視点で真の働き方改革を考える~これからの10年を目指して~」をテーマに本大会を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、やむなく延期とさせていただきました。

この1年、時代は急速に変化しつつあります。益々「ICTの活用」や「働き方改革」は我々にとって重要な問題となってきています。そこで、2020年のテーマを踏襲するとともに現状も踏まえ、内容をバージョンアップして2021年のプレ企画及び本大会を開催することになりました。

今回のプレ企画につきましては、全国で最先端の取り組みを行っている株式会社テレワークマネジメントの倉持氏をお招きし、最先端のテレワーク事情及びコロナ禍のテレワークの実態について実演を交えてご紹介いただきます。一方、政府の重要政策である「働き方改革」ですが、そもそも働き方改革の目指すものは何なのか、現在、その取り組みはどこまで進んでいて、何が課題となっているのか、そして、今後の職リハにどのような影響を与えるのか、東海地域の専門家を交えて、みんなで語り合いたいと考えています。

日本職業リハビリテーション学会 第48回(愛知)大会のご案内

テーマ:職業リハビリテーションの視点で真の働き方改革を考える~これからの10年を目指して~
形式:オンラインセミナー(Zoom)
会期:ライブ配信 2021年8月27日(金)・28日(土)
   オンデマンド配信 2021年8月27日(金)~9月11日(土)
▼詳細やお申込みはこちらから
https://www.shokuriha-aichi.com/

主催:日本職業リハビリテーション学会愛知大会実行委員会
共催:愛知県公立大学法人 愛知県立大学

 

テクノプロ・ホールディングス株式会社の特例子会社のテクノプロ・スマイルでは、322人の障がいを持つ方を雇用し、通勤形式で就業することができるサービスセンターを全国に5か所(札幌市・東京都港区・東京都練馬区・神奈川県横浜市・福岡市)に保有する他、出勤形式での就業が困難な従業員が活躍できるようサテライトオフィスやテレワーク制度を積極的に導入し、個別の特性や事情に合ったかたちで無理なく社会参加ができるよう、制度や設備の充実を推進しています。
2019年2月には、厚生労働省の「障害者のサテライトオフィス勤務導入推進事業」において、モデル企業としてサテライトオフィスの運用マニュアルの整備に参画し、また、2019年7月には、練馬区および社会福祉法人練馬区社会福祉協議会との三者間で「協働ネットワークによる障害者雇用促進に関する協定」を締結しました。
引き続き、障がいを持つ方々に社会参加と活躍の場をご提供しまいります。

 

お問合せ:saiyo-smile@technopro.com
Tel:070-7464-8556(担当:原)、070-7464-3264(担当:坂口)

(2021.02.26)

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