12月21日(土)、テクノプロ・エンジニアリング社仙台支店のグループ認定クラブ・サークル「ブルーシャトル」が活動を行いました。ブルーシャトルはバドミントンや様々なイベントを通して交流を深めているサークルで、ブルーの由来は青森県の青からとったとか。今回の会場となったのは青森県三沢市にある、三沢市国際交流スポーツセンター。このスポーツセンターはその名の通り、米軍三沢基地が近くに所在することからして、米軍関係者や市民同士のスポーツを通した国際交流の推進を目的として建てられました。民営の三沢空港も車で10分圏内にあり、東京からのアクセスも抜群です。
サークルメンバーのほとんどがバドミントン未経験者で、年齢性別問わず楽しく気軽に活動を行っています。この日集まったメンバーは17人。メインの体育館の半分を貸し切ってたっぷり4時間楽しみました。
三沢市では12月頃からほっき貝の漁が始まるため、代表的な冬の味覚としてほっき丼が有名です。また三沢市に隣接する十和田湖で知られる十和田市では「バラ焼き」と呼ばれる、牛バラ肉とスライスした玉ねぎを鉄板で焼くだけのシンプルな料理が人気を集めています。このバラ焼きは今でこそ十和田市で広く知られるようになりましたが、発祥は三沢市だとされています。地元の方によると、戦後、三沢米軍基地建設の際に作業員の空腹を満たすため、安く仕入れられる牛バラ肉を使ったバラ焼きが発案されたそうです。
これから本格的な寒さが始まる東北地方ですが、ブルーシャトルの皆さんをはじめ、三沢市に住む方のあたたかさを感じる取材となりました。
(2019.12.21)