未来を担う子ども・若者とともに

テクノプロ・キッズサイエンス開催/女川町立女川小学校

テクノプロ・グループでは、テクノプロ・キッズスクールと題し、子ども達が科学に触れてもらえる様々な取り組みを行っていて、その中でも遊びから科学の楽しさや不思議を知ってもらうイベントをテクノプロ・キッズサイエンスと呼んでいます。2019年11月27日(水)には、宮城県牡鹿郡女川町の女川町立小学校において、昨年に続き2回目の「小学生が楽しめる科学実験教室/テクノプロ・キッズサイエンス」を開催しました。

JR石巻線で女川駅(宮城県牡鹿郡女川町)に到着し少し早目の昼食をとった後は、平日ということもあって、おだやかな佇まいを見せる女川の街を12:30までゆっくりと散策。女川港の程近くにあり、遺構として残されることが決まった津波で横倒しとなってしまった派出所の周辺もメモリアルパークとしての整備が着々と進んでいます。

女川駅のロータリー脇には、町の復興事業(正式名称/石巻広域都市計画事業)の受託者となった独立行政法人都市再生機構(UR)と鹿島・オオバ女川町震災復興事業企業共同体(おながわまちづくりJV)により2019年3月に記念碑が建てられ、「我等が郷土の再建の為、春夏秋冬、昼夜分かたず現場で尽力された全ての人々に心からの感謝を捧ぐ」という須田善明町長の言葉が刻まれ、裏面には「まちづくりの歩み」として復興年表と復興事業への参画企業名が記載されています。なお、復興事業は、「復旧期」「基盤整備期」「本格復興期」の3期に分かれ、2019年度は本格復興期の最終年度にあたり、現在ほとんどの大型事業が終盤を迎えているとのことです。

誰でも楽しめるキッズサイエンス

キッズサイエンスの会場となったのは、女川町立女川小学校の体育館。昨年は体育館脇に女川町の臨時庁舎が残されていましたが、2018年10月1日の新女川町庁舎の開庁後、移転も終わり今ではすっかり整地され、視界が広がっていました。

今回のキッズサイエンスは、「スライム」「チリモン(チリメンモンスター)」「熱気球」そして前回開催でも大好評だった「空気砲」の4種類。キッズサイエンスの運営にあたったのはテクノプロ・グループの従業員11名。さらには、女川町教育委員会生涯学習課中嶋課長と同高清水主事の全面的なご協力をいただきました。お二方には御礼申し上げます。

テクノプロ・グループは、「女川・桜守りの会」がすすめる“十万本の桜計画”のお手伝いをはじめ、女川町で従業員職場集会を開催したり、キッズサイエンスを開催したりと、女川町の皆さまには仲良くして頂いています。できることは些細なことですが、引き続き人が行き交う活動を続けてまいります。

(2019.11.27)

合わせて読みたい

未来を担う子ども・若者とともに 一覧へ