全国主要都市約60か所で研修施設『Winスクール』を運営するピーシーアシスト株式会社(PCA)。2015年9月にテクノプロ・グループの仲間入りしたPCAは、2017年9月に下坂光氏が現代表取締役社長に就任したことを契機に、各種制度・規程の整備、組織改革や組織の活性化施策が進められています。
PCAは、同社の運営するWinスクールが全国に点在するという事業特性から、従業員相互で意見交換できる機会が多いとはいえないのが実情で、「組織の活性化」は経営課題の一つとして、かねてから認識されていました。
そんな課題に向き合い、Winスクールの受講生の皆さんが本心から喜んでいただける研修環境を多面的に整えることを目的の中心に据え、2018年12月にオフサイトミーティングがスタートしました。
オフサイトミーティングとは、「気楽に真面目な話をする」というコンセプトと「安心して話し合える状態」をベースにして、日頃感じていることや想い、経験などをありのままに共有し話し合うことで、従業員同士のコミュニケーションを通して組織の活性化を目指すミーティングです。
2018年12月、役員とマネージャー(エリアリーダー/AL)による大局的な課題検討を中心としたミーティングを行ったのを皮切りに数回にわたり繰り返され、その後、2019年9月には現場を担うグループリーダー(GL)だけでのミーティングが開催されました。そして今般、2019年11月には、ALとGLが東日本と西日本のグループに分かれて、自らの組織や役割について話し合うミーティングの開催となりました。
オフサイトミーティングの様子
冒頭、司会進行役の後藤ALからオフサイトミーティングの趣旨、そして参加者の心構えやルール説明があり、これまで開催されたミーティングの復習を兼ねて、GLの4か条、そしてWinスクールのビジョン・ミッション・コアバリュー・メッセージの確認からスタートしました。
その後、実現の可能性を一切無視した、Winスクールの「なりたい姿」を出し合うコーナーでは、宇宙進出計画まで飛び出しだいぶ場が温まったところで、本日の本題である、Winスクール運営におけるタスクの洗い出し、そして、理想のタスク分担の姿について、一日かけて議論されました。
参加者の感想
オフサイトミーティングに参加するまでは、「もし、話し合いにならなかったらどうしよう」というような不安もあったようですが、参加者全員がそれぞれの想いを気兼ねなく話し合うことで、ALとGLとの目線合わせもできましたし、Winスクールとしての方向性をきちんと見定めることができ、中身の濃いオフサイトミーティングとなったようです。参加者からは、「会って話すことの必要性、重要性が再確認できた。」「皆が向いている方向が同じだったことがわかってよかった。」という意見がある一方で、「まだまだコミュニケーションが足りないと思うので、これからもこういった取り組みを継続し一体感を持って会社を盛り上げていきたい。」といった、今後を見据えた感想も聞かれました。
Winスクールは「もっと学びたくなる学びを」をモットーに、時代のニーズに合った講座をご提供して参ります。
(2019.11.22)