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“主体的に自己の進路を選択・決定”/茨城県立水戸第二高校「キャリアガイダンス」

茨城県立水戸第二高等学校は、1900年に茨城県高等女学校として発足し、県下でも有数の進学校として生徒の進路指導にも力を入れ、年間計画のなかでさまざまな取り組みを行っています。進路指導のひとつである「キャリアガイダンス」は、第1学年の生徒を対象として、各分野で活躍する社会人の講演をとおして、主体的に進路を選択・決定できる能力を育むことを目的として、公務員・医療関係・教育関係・マスコミ関係・金融関係・民間企業などから10名前後の社会人を招いて、毎年11月に開催されています。

2019年11月16日(土)に開催された「キャリアガイダンス」に、テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店の菅岡 美紀が講師として登壇し、技術職として働く女性の立場からお話をさせていただきました。今回のガイダンスでは、12名の講師による10の分科会が設けられ、生徒さんは第1部・第2部と教室を移動して2分野を選択して聴く形式となりました。
担当教諭は、「2年進級を前に文理を選択する際、“何となく文系”“何となく理系”というような様子も垣間見えるので、実際に社会で活躍する先輩の経験談をお聞きすることは、生徒たちにとって貴重な体験になる」と話してくださいしました。

ガイダンスの中でテクノプロ・エンジニアリング社の菅岡からは、『高校でのしくじり、大学でのしくじり、仕事でのしくじり』と題し、自分自身が高校生だった時にはリアルタイムでわからず、今になって振り返って見てはじめてわかるその当時の考え方や感情、そして反省、また、高校1年生にとっては具体的にイメージしにくい大学生活の過ごし方、勉強と仕事の関係、さらには、結婚・出産・育児などといった女性ならではの視点も交えて幅広くお話させていただきました。生徒さんたちにとって、おぼろげながら自分の将来を考えてみる時間になっていたら幸いです。

今回、水戸二高からテクノプロ・エンジニアリング社に対して「キャリアガイダンス」への登壇をお声がけいただいたのは、今年7月9日(火)に同校で開催された「第1学年 進路講演会」に、テクノプロ・グループが企画・運営する「高校生の主体的な文理選択を支援するための特別キャリア授業『Future Creating School』」を実施させていただいたことがきっかけとなりました。
Future Creating Schoolについては、https://www.technopro-do.com/fcs/report/ibaraki01.html

テクノプロ・エンジニアリング社水戸支店は、地域とともに・水戸とともに成長することを願っています。

(2019.11.16)

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