テクノプロ・グループは、2019年7月9日(火)茨城県立水戸第二高等学校主催 で同校体育館において行われた第1学年を対象とした「進路講演会」に協力し、『Future Creating School/「理系のシゴト、文系のシゴト」リアルトーク』を開催しました。
Future Creating School開催の背景
高校1年次の文理選択は、「人生の最初のターニングポイント」とも言える重要な選択機会です。しかし、教科の好き嫌いやテストの良し悪しといった過去や現在に囚われ、消極的・消去法的に進路が選択されるケースが多いことがわかっています。Future Creating School(FCS)は、「高校生自身が文系理系の枠組みを超えて、広い視野で未来のやりたいことやありたい姿をイメージしながら、文理選択や進路選択について考える環境をつくれないか」、「高校生と社会人(OB/OG)とが継続的・有機的につながる未来を築けないか」、そんな想いと共にスタートしました。
FCSの「理系のシゴト」パートでは、テクノプロ・グループで化学・バイオの研究開発を事業領域とする株式会社テクノプロ テクノプロ・R&D社の松山奈央が登壇し、過去から現在に至るまでの分岐点となった重要な選択について、失敗や反省も交えながら文理選択のヒントを、そして、将来の夢について高校生にお話ししました。
進路講演会(特別キャリア授業)で高校生の考え方に変化が
(1)講演会開催前と開催後の考え方の変化について高校生にアンケートを実施
茨城県立水戸第二高等学校の第1学年313人 のうち、これまで文理選択について考えたことがある生徒は284人[90.7%(少し考えていた:69.3%、よく考えていた:21.4%)]であった。
(2)進路講演会後には33.9%の生徒が、成績の良し悪しではなく、ありたい姿に変化
進路講演会後では、これまで文理選択の基準を成績の良し悪しとしていた172人[55.0%]の内64人[33.9%]の生徒が、文理選択・卒業後の進路・仕事などについて「成績の良し悪しではなく、やりたいこと・ありたい姿から考えてみようと思った」と回答。文理選択について視野が広がったことがうかがえる。
高校生向け特別キャリア授業/Future Creating Schoolについて
テクノプロ・グループでは、高校生を対象に特別キャリア授業「Future Creating School(FCS)」を開催しています。
FCSの全プログラムを通じて、テクノプロ・グループの多様な従業員が自らの体験談を高校生に伝え、また、国内最大の技術系人材サービス企業として永年培ってきた人材育成やキャリア形成のノウハウが有効に機能することで、日本の将来を担う優秀な若者の育成に寄与できるものと考えています。
水戸第二高等学校の『Future Creating School/「理系のシゴト、文系のシゴト」リアルトーク』詳細の内容についてはFCS特別サイトをご覧ください。
https://www.technopro-do.com/fcs/report/ibaraki01.html
(2019.10.07)