テクノプロ・ホールディングス㈱の特例子会社の㈱テクノプロ・スマイルは、練馬区および社会福祉法人練馬区社会福祉協議会と、三者間で「協働ネットワークによる障害者雇用促進に関する協定」を結び、2019年7月10日、練馬区役所にて締結式が執り行われました。
この協定は、テクノプロ・スマイルが全国で5か所目となるサービスセンターを練馬区の光が丘(東京都練馬区高松)に開設したことを契機に三者間による協議がはじまり、障がい者雇用を促進するための環境づくりを三者で取り組むことで合意し、協定締結の運びとなりました。
締結式では、前川燿男練馬区長、大江義宏練馬区社会福祉協議会会長、テクノプロ・スマイル社長大田久光が協定書を取り交わし、大田からは「この連携を通して、障がい者の就労と練馬区内企業の障がい者雇用促進のお役に立ちたい」と今後の取り組みに向けた意気込みが述べられました。
協定の主な内容
(1) 三者の協働により、障がい害者雇用の促進のための環境づくりを推進することを目的とする。
(2) テクノプロ・スマイルは実習の場を提供し、練馬区および練馬区社会福祉協議会は企業実習に係る周知に努め、障がいのある方の働く意欲の向上と就労経験の蓄積を図る。
(3) 練馬区および練馬区社会福祉協議会が実施する雇用支援セミナー等と連携し、テクノプロ・スマイルは障がい者雇用現場における実践指導体験の場として施設を提供するとともに講師派遣等を行うことで、一般企業における障がい者雇用への理解と採用意欲を高める。
(4) テクノプロ・スマイルが実施する障がい者雇用促進に係る環境づくりに資する取り組みについて、練馬区および練馬区社会福祉協議会が事業の周知、協力を行う。
テクノプロ・スマイルについて
テクノプロ・スマイルは、障がいを持つ方に積極的な社会参加の場を提供することを目的として2007年に設立された特例子会社です。これまでも、厚生労働省の「障害者のサテライトオフィス勤務導入推進事業」においてモデル企業に選定され、サテライトオフィスやテレワークなどの実運用を通して得た知見をもとに実効性の高いマニュアルの整備等に携わるほか、サービスセンターにおいては、データ入力、オフィスサービス、ファシリティサービス、メールセンターサービス、印刷サービス、ジオラマ制作、古紙リサイクルなどさまざまな業務により、障がいを持つ方それぞれの特性や都合に合わせて無理なく仕事ができる環境を整えています。
この度開設しました光が丘サービスセンターは、六本木、横浜、福岡、札幌に続く5カ所目で最大規模のセンターとなります。
(2019.07.10)