株式会社Curio Schoolが主催し、経済産業省が後援する「Mono-Coto Innovation」。
Mono-Coto Innovationは、中高生と企業が世代を超えてコラボレーションし、今までにない革新的なアイデア・プロトタイプを創り上げるプログラム。そのビジョンは、「ゼロ」から「1」を生み出す創造力を中高生の頃から育むこと、そしてその創造力が評価される機会を作り出すこと。
テクノプロ・デザイン社はこのビジョンに賛同し、Mono-Coto Innovationの活動を応援しています。
7月に開催された山形予選大会と8月に開催された東京予選大会を勝ち抜いた8チームが、その後約4か月間にわたり企業と共にアイデアを磨きながら創り上げた本格的なプロトタイプを携えて、2018年12月28日(金)東京大学本郷キャンパスの伊藤謝恩ホールで開催された決勝大会に臨みました。
13:00の決勝大会開始を前に、定員約400名のホールは立ち見の方がでるほどの超満員の状態となり、学生たちのプレゼンテーションへの期待が高まります。
オープニングムービーで会場の雰囲気が一気に盛り上がったところで、FAINALISTとなった8チームが紹介され、主催者であるCurio School代表取締役の西山氏から参加した学生への激励の言葉と、協賛企業へのお礼、そして学生の活動に対して深い理解を示して下さった学校関係の皆さんへ謝意が述べられ、いよいよプレゼンテーションがスタートです。
審査基準はシンプルに3項目。①課題発見(着目したシーンを掘り下げて、ユーザーが共感できる課題が発見できているか?)、②課題解決(発見した課題に対して、有効な解決策が考えられているか?)、③独創性(課題解決の仕方が面白く、独創的であるか?既存サービスや類似例との差別化ができているか?)、これらの基準ごとに1位から8位の順位をつけて総合順位を競います。
プレゼンテーション時間は7分。その後、審査員からの質問時間が設けられています。各チームの独創的なプロトタイプに審査員も興味津々で、5分の質問時間では足りず、毎回審査員からの質問は時間切れとなるほどでした。
質問に対する各チームからの説明は、決勝大会を迎えるまで企業と過ごした4か月間の中身の濃さを物語っていて、様々な側面から検討が進められたことを伺い知ることができました。
決勝大会の結果
◆WINNER
チーム名「今を翔る少女。」
テーマ出題企業:カシオ計算機㈱
◆2nd PLACE
チーム名「NEW CREATE」
テーマ出題企業:㈱本田技術研究所
◆3rd PLACE
チーム名「WONDER GIRLS」
テーマ出題企業:㈱でん六
優勝チームには、4泊6日の米国シリコンバレーツアーに招待され、大学でのプレゼンテーションによる現地学生からのフィードバックや、企業見学、観光など貴重な経験が待っています。
テクノプロ・グループは、技術サービス業界のフロントランナーとして若者育成・エンジニア育成を通して科学技術の発展に寄与してまいります。
(2018.12.28)