クラブ・サークル活動など

第18回 吉野ヶ里歴史公園リレーマラソン/福岡RC

テクノプロ・グループでは、従業員同士、家族、知友人、お客様とのコミュニケーションや交流の活性化とともに、日頃の運動不足の解消やリフレッシュを促すことを目的として「社内クラブ・サークル活動サポート制度」があり、2018年7月時点で77団体1,438名が活動しています。
そんな数あるクラブ・サークルの中でも活動量と活動内容でトップクラスの一翼を担う『テクノプロIT福岡RC』。リーダーの伊丹さんをはじめサークルの主要メンバーは、「そんなに走って大丈夫ですか?」と心配になるほど、様々な大会に参加し、なかなか優秀な成績をおさめています。2018年12月9日(日)、福岡RCはサークルメンバー7名で吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神崎郡)で開催された「第18回 吉野ヶ里歴史公園リレーマラソン」に出場しましたので、その様子をお知らせします。

 

「佐賀県吉野ヶ里歴史公園」「一般社団法人42.195kmリレーマラソン協会中・西日本」が主催し、サガテレビと佐賀新聞社の後援で開催される吉野ヶ里歴史公園リレーマラソンは、一般・女子・混成・高校・中学・小学・ファミリー・職場・マスターズ(50才以上)の各種目に別れ、4名~10名のチームで1周2kmの周回コースをリレー形式で42.195kmのタイムを競うもので、毎年約300チーム2,000名以上の参加者があります。他のリレーマラソンと比べると、タイムを競うというよりは「仲間と一緒にマラソンを楽しむ」ことを目的にしている参加者の方が多いように感じられるアットホームな雰囲気のマラソン大会です。特に、知的障がいのある人たちに対して様々なスポーツトレーニングと競技の場の提供を通して、社会参加を応援するスペシャルオリンピックス日本の地域組織であるスペシャルオリンピックス日本・佐賀のアスリートたちが伴走者と共に何人も参加していたのは印象的でした。

 

42,195kmを3時間16分56秒で走破

テクノプロIT 福岡RCから参加したのは、リーダーの伊丹さん、福岡支店の谷口さん・本木さん・橋口さん・矢野さん、福岡開発センターの馬場さん、そして熊本支店の守田さんの総勢7名。9:00に入場ゲートがオープンすると、各チームは思い思いにシートを敷いたりテントを張ったりして、選手が走る順番を待つスペースを確保。福岡RCはリーダーの伊丹さんの頑張りで、リレーゾーンの目の前の絶好の場所にテントを張ることができ、後から遅れてくるメンバーも一目で場所が分かるようにTECHNOPROののぼりを立てて、準備完了。マラソン大会への参加をライフワークにしている伊丹リーダーは手慣れたもので用意周到。テント、テーブル、軽食、お菓子、ゼッケンをシャツに止める専用クリップと、参加メンバーが不自由なく楽しめる工夫が行き届いています。10時過ぎには、代表者ミーティング・オープニングセレモニー・全員でストレッチが行われ、いよいよ10:30のスタートです。

結果は、職場仲間のカテゴリーでエントリーした97チーム中32位、参加全241チーム中82位の成績となりました。今回、テクノプロIT福岡RCは揃いのT-シャツを作って参加したのですが、実はリーダーの伊丹さんは以前からユニフォームを作りたいと思っていたところ、同じくテクノプロ・IT社横浜第一支店の「テクノプロ・RC」に先を越されてしまったことがちょっとだけ悔しくて、リーダー渾身のデザインに仕上げたそうです。結構目立っていました。

 

参加メンバーの感想

本木 2回目の参加でしたが、前回よりも楽しむことができました。当日は非常に気温が低く、風が吹くと凍えるようでしたが、沿道の方に応援していただいたこともあり、一定のペースで走り切ることができました。今回は他のランナーに抜かれるだけでなく、何人か抜くこともできましたので、多少成長できたかなと思っています。
谷口 全員予定通りけがもなく走り切れて何よりです。来年も予定があえば参加できたらと思います。走られた皆さんお疲れ様でした。
矢野 初めて参加させていただきましたが、お祭りの様な雰囲気をすごく楽しむことが出来ました。7名でのリレーでしたが、思っていたよりも直ぐに順番が回ってくる感じがして、皆さんの頑張りには脱帽です。もう少し調整して、次回も挑戦したいと思います。

伊丹 前回大会では場所取りに失敗してリレーゾーンから離れてしまいましたので、今回は前回の反省を活かして「立ち上がればリレーゾーン」という絶好の場所を確保することが出来ました。おかげで、メンバーへの応援も出来ましたし、待ち時間にはメンバー同士の会話もはずみ、今回は大成功だったと思います。参加人数は7名と過去最多でしたし、力を合わせて完走できたことは勿論嬉しいのですが、何よりもサークル活動の輪が着実に広がっていることが実感できて、そんな意味でも感慨深いリレーマラソン大会となりました。横浜第一支店には先を越されてしまいましたが、念願だったお揃いのサークルTシャツで参加できたことも最高です。今後も、メンバーと楽しくサークル活動を続けて行きたいと思います。

 

最近の主な活動報告

2018年09月23日 第13回氷川町梨マラソン大会(10km40~59歳の部準優勝)
2018年10月14日 秋吉台カルストTRAILRUN 2018(ボランティアスタッフ参加)
2018年10月20日 神々の島 壱岐ウルトラマラソン2018(100km総合17位)
2018年10月21日 第16回球磨川幸福マラソン大会
2018年10月21日 第43回福岡志賀島金印マラソン大会
2018年11月11日 福岡マラソン2018
2018年11月11日 富士しゃくなげ湖ハーフマラソン2018(ハーフ40~49歳の部4位入賞)
2018年11月25日 第8回大阪マラソン
※毎月一回地元公園を中心にランニング・ウォーキング・ハイキング等の活動をしています。

 

42.195kmリレーマラソン会場となった吉野ヶ里歴史公園をご紹介

紀元前5世紀から紀元後3世紀までの弥生時代は、日本に稲作文化が始まり、定住文化が根付いた日本の文化の原点とも言える時代です。吉野ヶ里遺跡は、佐賀県神崎郡の旧神崎(かんざき)町・旧三田川(みたがわ)町・旧東脊振(ひがしせふり)村の3つの町村にまたがった、弥生時代の遺跡の中でも日本最大の遺跡で、弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知ることができ、日本の古代の歴史を解き明かす上で貴重な資料や情報が集まっています。
もともと現在の吉野ヶ里遺跡公園地区は、1981年6月に設置された「佐賀東武地区工業適地調査協議会」による工業団地の適地検討の結果、翌年2月にこの地区一帯が最優先・有力候補地として内定した経緯があります。その時すでに多くの埋蔵文化財が包蔵されていることは知られていましたが、その内容については不明点が多く、文化財調査を実施した結果、貴重な文化財の包蔵地域であることが再認識され、同年から本格的な文化財の発掘調査の開始とともに、文化財保存緑地とされました。
その後、1992年には国営吉野ヶ里歴史公園として整備することが閣議決定され、さらに国営公園区域の周辺に佐賀県の公園区域を設け、国と県とが一体となった歴史公園として整備が進められました。2017年7月現在の面積が104.0haですので、ハウステンボスや東京ディズニーリゾートの約3分の2程度の広さになります。

(2018.12.09)

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