未来を担う子ども・若者とともに

高校生向け特別キャリア授業「Future Creating School Program 2」開催

 

テクノプロ・グループでは、高校生が教科の得手不得手や好き嫌いによらず、積極的に文系・理系を選択することができる環境作りのお手伝いとして、Future Creating School(FCS)を高等学校と一緒に作り上げ、高校生の文理選択にご活用していただいています。
FCSの全プログラムを通じて国内最大の技術系人材サービス企業としてテクノプロ・グループが永年培ってきた人材育成やキャリア形成のノウハウが有効に機能することで、日本の将来を担う優秀な若者の輩出に資するものと考えています。

 

Future Creating School(FCS)の全体像

FCSは、高校生の置かれている文理選択のステージと、高等学校の学事スケジュールにあわせて実施されます。今年度は群馬県立太田女子高等学校の年間キャリア教育・進路指導・総合学習行事のうち①「女性の活躍を知る」講演会、②進路指導講演会、③企業・官公庁・研究施設訪問の3つの行事をお手伝いしています。

FCS Program1:女性の活躍を知る/「理系のシゴト、文系のシゴト生トーク」(5月25日開催)
FCS Program2:進路指導講演会/「文理選択の先に広がる未来」(9月21日開催)
FCS Program3:企業・官公庁・研究施設訪問/「シゴトの参観日」(10月18日開催)

 

FCS Program2

2018年9月21日(金)、群馬県立太田女子高等学校の1学年生徒とその保護者の方々を対象として太田市民会館で開催された「進路指導講演会」の第1部としてFuture Creating School Program2「保護者と一緒に考える、将来の自分~文理選択の先に広がる未来~」を開催しました。
作家・経済ジャーナリスト・大正大学表現学部客員教授の渋谷和宏さんの講演に続き、同氏の進行により、文系の仕事領域で活躍するテクノプロ・ホールディングスの藍原直子さんと、理系の仕事領域で活躍するテクノプロ・IT社の田村梨花さんとのパネルディスカッションを行いました。

渋谷さんの講演では、間近に迫る自動運転を題材に文系・理系それぞれの仕事の役割について分かりやすく解説され、文系・理系いずれの仕事においても、「人を深く理解すること」の大切さが伝えられました。
パネルディスカッションでは、最初は自分たちとかけ離れた世界の話を聞いているような表情の生徒・保護者の方々も、二人の高校時代の話や挫折を乗り越えたエピソードなどが紹介されると、徐々に姿勢も前のめりになって行きました。

高校に入学して約半年が経過したばかりの1学年の皆さんにとって、「仕事をする自分の姿」を思い描くことは少し難しい面があるかもしれませんが、何かの判断をしなくてはならない時に、渋谷さん・藍原さん・田村さんの話を思い出してもらえたらうれしいです。

 

保護者の方々の感想など、詳しい情報は、テクノプロDoをご覧ください。
http://www.technopro-do.com/fcs/

 

群馬県立太田女子高等学校

太田女子高校は、1921年(大正10年)に開校し、太女(たじょ)の通称で親しまれる県下有数の進学校で、生徒一人ひとりの学力の向上や進路の実現はもとより、人としての「人間的な成長」を企図し、さまざまな活動や行事を行っています。また同校では、生徒が「将来、社会の中でどのように生きていくか」を自ら追求し、夢や希望を実現することができる大学や学部に進むことができるよう、教職員が心を一つにして日々の教育活動に全力を尽くしています。

(2018.09.21)

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